青森山田から2得点もこの日は不発…高川学園FW大森風牙「1試合だけで満足してはダメ」「継続して点を取れる選手に」
ゲキサカ / 2025年1月2日 23時26分
[1.2 選手権3回戦 高川学園高 0-2 静岡学園高 駒場]
前回王者から2ゴールを奪い、波乱の立役者となった。しかし、迎えた3回戦・静岡学園戦、高川学園高(山口)FW大森風牙(2年)はシュートゼロに抑え込まれ、チームも0-2で敗れた。
2年生ながらも背番号10を託される大森は、3-4-2-1の1トップの位置に入る。体を張って前線で基準点になろうと奮闘したものの、静岡学園の2CB、DF関戸海凪(3年)とDF岩田琉唯(3年)のコンビから自由を奪い取られてしまった。
「自分の仕事であるポストプレーをしっかりして、波に乗って得点に絡めれば良かったけど、静岡学園はいつもとは違うタイミングでプレスをしてきたり、自分のリズムをつかめなかった」
後半4分に先制点を献上すると、40分にはダメ押しゴールを奪われてしまう。用意していたという進化形の“トルメンタ”も披露する機会が訪れず、0-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。
31日の2回戦では、前回王者・青森山田から2得点を奪った。大きな注目を集めたものの、この日のシュートはゼロ。自己評価は厳しいものとなった。
「自分の仕事を果たせずに試合が終わり、悔いしか残らないゲームになった。(青森山田戦で)2点取れましたが、それはチームのおかげで取れた2点だし、1試合だけで満足してはダメ。継続して点を取れる選手にならないと評価されないと思うので、満足することなく頑張っていきたい」
来年は最上級生となり、高校最後の1年を迎える。すでに10番を託されて結果も残しているように、チームの先頭に立つ存在となるだろう。「チームを引っ張るような選手にならないといけない。今年のキャプテンのDF沖野眞之介選手のように、チームを良い方向に導けるような選手になっていきたい」と視線を上へと向けたように、来年もこの舞台に戻って来ることを誓う。
(取材・文 折戸岳彦)
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