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準々決勝で圧巻の8ゴール!流経大柏が6大会ぶりのベスト4進出

ゲキサカ / 2025年1月4日 16時56分

流通経済大柏高は前半28分に富山内定MF亀田歩夢が右足シュートを決めるなど8-0で大勝。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[1.4 選手権準々決勝 流通経済大柏高 8-0 上田西高 フクアリ]

 流経大柏が今大会最多得点の8ゴールでベスト4進出! 第103回全国高校サッカー選手権は4日に準々決勝を行い、流通経済大柏高(千葉)と上田西高(長野)が激突。流経大柏が前半の6ゴールなど8-0で大勝した。

 流経大柏は3回戦でプレミアリーグファイナル優勝の大津高(熊本)を撃破。2018年度大会以来の準々決勝進出を果たした。この日の先発はGK加藤慶太(3年)、右SB富樫龍暉(3年)、CB奈須琉世(3年)、CB佐藤夢真主将(3年)、左SB渡邊和之(3年)、中盤は稲田斗毅(3年)と柚木創(3年)のダブルボランチ、右SH和田哲平(3年)、左SH亀田歩夢(3年、富山内定)、2トップは今大会2戦連発中のFW山野春太(3年)とFW粕谷悠(3年)がコンビを組んだ。

 上田西は、4強入りした2017年度以来の準々決勝進出。GK牧野長太朗(3年)、右SB山浦琉央(3年)、CB東風谷崇太(3年)、CB松本悠真(3年)、左SB和泉亮哉(3年)、中盤は池田博希(3年)と鈴木悠杏主将(3年)のダブルボランチ、右SH柳沢纏(3年)、左SH徳間陽向(3年)、2トップは松本翔琉(3年)と藤江侑生(3年)が先発した。

 流経大柏が前半から上田西を飲み込んだ。4分、右サイドを抜け出した山野が中央まで持ち込んで左足を振り抜く。こぼれ球を亀田が狙い、さらに粕谷の右足シュートが右ポストをヒット。12分にも柚木の右FKを富樫が頭で合わせる。

 対する上田西は前からボールを奪いに行き、ゴール前での身体を張った守りで踏ん張っていた。だが、流経大柏は山野の裏抜けを効果的に活用。相手を押し下げると13分、今大会初先発の渡邊の左足フィードで山野が抜け出す。そしてGKとの1対1から右足シュートを決めた。

 流経大柏は17分にも富樫がPAへフィード。これで和田がGKと入れ替わり、右足シュートを決めた。上田西は山浦のロングスローや徳間のクロスなどで反撃。だが、流経大柏は山野が見事な胸トラップからのシュートや亀田のポスト直撃の右足シュートなどで追加点を狙う。

 また、流経大柏は相手のカウンター攻撃を佐藤や奈須、稲田中心に封鎖。すると28分、柚木のパスから亀田が鮮やかな右足コントロールショットを決める。その後、上田西は藤江とFW高橋亮雅(3年)を流経大柏は富樫をFW松本果成(3年、湘南内定)と代えて松本は右SBを務めた。

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