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初出場・東海大相模が選手権ベスト4! 先制許すも高畑が逆転弾、初4強を懸けた昨年総体王者・明秀日立との激戦制す

ゲキサカ / 2025年1月4日 13時40分

初出場の東海大相模高がベスト4入り

[1.4 選手権準々決勝 明秀日立高 1-2 東海大相模高 U等々力]

 第103回全国高校サッカー選手権は4日、準々決勝を行った。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの第1試合は、明秀日立高(茨城)と東海大相模高(神奈川)が対戦し、東海大相模が2-1で勝利。ともに初のベスト4を懸けた戦いを制し、初出場でベスト4の快挙を成し遂げた。

 昨年夏にインターハイを制した明秀日立は、選手権で初のベスト4入りを目指す。初戦となった2回戦から3試合メンバー変更は無し。4-4-2の布陣で、GKは重松陽(3年)、4バックは左からDF川口嵐(3年)、DF久保遼真(2年)、DF菅野一葵(3年)、DF廣瀬魁(2年)。2ボランチはMF六崎蓮太(1年)とMF柴田健成(3年)。サイドハーフは左がMF尾上陸(3年)、右がMF滝川翔太(3年)。2トップはFW保科愛斗(3年)とFW竹花龍生(3年)が並んだ。

 初出場で8強まで上り詰めた東海大相模は、3回戦から先発1人を変更し、FW小林正樹(3年)が先発復帰。2回戦と同じメンバーが名を連ねた。4-2-3-1の布陣を敷き、GKは松坂亮(3年)、4バックは左からDF佐藤碧(3年)、DF石井龍翔(2年)、DF塩田航央(2年)、DF森安南翔(3年)。2ボランチはMF長井隆之介(3年)とMF高畑旺崇(3年)。2列目は小林正、MF沖本陸(3年)、FW辻将輝(3年)。1トップにMF小林晄也(3年)が立った。

 序盤は明秀日立が圧力を出して攻め立てて敵陣に迫る。一方、東海大相模は佐藤のロングスローを起点に相手ゴールを脅かすが、シュートまでは持ち込めない。

 均衡が破れたのは前半34分。明秀日立は右CKを竹花が右足で蹴り込むと、ニアサイドに詰めた久保が両足のハイジャンプからヘディングシュートで合わせる。ゴールに突き刺し、全国初ゴールで先制に成功した。

 追いかける東海大相模は前半37分、沖本が右足ミドルを放つもゴール左外へ。1分後には再び沖本が左サイドからカットインをして右足シュートを放つも、GK重松にセーブされる。しかし40分に再三の攻撃が結実。右サイドから小林晄がクロスを上げると、PA中央に走り込んだ沖本がヘディングシュート。ゴールに流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 前半は1-1のまま終了し、両チーム交代なしで後半に折り返した。

 後半は再び拮抗状態となる。東海大相模は小林正が左サイドを何度も駆け抜けるが、フィニッシュまで持ち込めず。明秀日立はシンプルな攻撃から敵陣まで運ぶが、決定機とはならなかった。

 後半20分を過ぎ、両チームが交代カードを切る。明秀日立は2枚替え。六崎と保科を下げ、DF清水歩(3年)とMF貝原利空(2年)が出場。東海大相模は辻に代え、FW西田蓮(3年)が入った。

 両者流れを変えたなか、後半25分に再びスコアが動く。東海大相模は左サイドから打開を狙い、小林正がクロス。一時はクリアされかけるが、敵陣付近で沖本が収めて右足キックで蹴り込んだ。PA中央の高畑が収めると、反転しながら左足シュートを押し込み、2-1で逆転に成功した。

 残り時間を逃げ切った東海大相模が2-1で勝利。11日に国立競技場で行われる準決勝で、流通経済大柏高と上田西高の勝者と対戦する。

(取材・文 石川祐介)
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