1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

初出場・東海大相模に国立切符もたらしたMF高畑旺崇、味方のシュートを「止める、蹴る」逆転ゴール

ゲキサカ / 2025年1月4日 20時17分

逆転ゴールを決めた東海大相模高MF高畑旺崇(3年)

[1.4 選手権準々決勝 明秀日立高 1-2 東海大相模高 U等々力]

 国立競技場への扉を切り開いた。初出場・東海大相模高は快進撃を止めることなく、準決勝に勝ち進んだ。逆転ゴールを決めたMF高畑旺崇(3年)は「自分たちらしいパスサッカーを常に貫けば、結果はついてくると信じていた」と手応えを語った。

 失点から同点に追いつき、後半は拮抗状態へ。後半25分に均衡を破ったのは東海大相模だった。左サイドのFW小林正樹(3年)がクロスを上げ、一度はヘディングでクリアされるも、PA内でMF沖本陸(3年)がトラップ。すかさず右足シュートを放ったが、ゴール前の高畑がピタッと止め切った。反転すると自ら左足シュートを放ち、逆転ゴールを突き刺した。

 高畑は沖本が放った弾道を「おそらくシュート」と見切った。コースを開ける選択肢もあったが、「だいぶ(コースが)外れていたので、そこで止めてうまくシュートにつなげた」と冷静に判断。ボールをピタッと止めた技術は高畑の持ち味でもあり、「普段から止める、蹴るの練習はしている。それが生きた」と胸を張った。

 県予選では1ゴールを決めていたが、全国の舞台では初ゴール。さらに、高畑の得点は国立競技場への切符となった。「国立はいつも観に行っている立場だったので、そこでできるのは実感ないというかうれしい」。東海大相模は今シーズン神奈川県1部リーグで戦った一方、ベスト4はいずれも高円宮杯プレミアリーグ勢。しかし観光気分ではない。高畑は「夢見ていた舞台でできることを楽しみにしつつ、しっかりと全力で勝ちにこだわってやりたい」と大舞台での勝利を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●第103回全国高校サッカー選手権特集▶部活生の足元を支える新素材!カンガルーレザーからSILKYWRAPへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください