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「1点でいい」指揮官からのミッション遂行…前橋育英FWオノノジュ慶吏が出場試合3戦連発弾!!

ゲキサカ / 2025年1月4日 22時29分

FWオノノジュ慶吏(3年)

[1.4 選手権準々決勝 前橋育英高 1-0 堀越高 フクアリ]

 前橋育英高(群馬)を7大会ぶりの準決勝へ導いたのは、エースFWオノノジュ慶吏(3年)だった。出場試合では3試合連続となる今大会4点目を決めて勝利に貢献した。

 オノノジュは序盤から攻撃の起点となり、何度もチャンスを演出。前半にゴールは生まれなかったものの、チームに主導権を握らせる働きでハーフタイムを迎えた。山田耕介監督からはゴールに迫り続けた前半を踏まえ、「1点でいい。1点を決めたらもう勝てる」と伝えられた模様。エースに課せられたミッションでもあった。

 そのミッションを確実に遂行した。後半15分、MF黒沢佑晟(3年)のクロスバーに当たったシュートがこぼれてきたところを右足のインサイドで合わせにいった。シュートはミートしきれなかったが、枠を捉えたボールはゴールネットに吸い込まれて「本当に嬉しかった」とオノノジュ。喜びを爆発させながらFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露すると、観客席からは『Siiiuuu』の声が響いた。
会場からは『Siiiuuu』の声
 ただ、目標としている選手はバルセロナのFWロベルト・レバンドフスキだという。「ザ・フォワードって感じ」と目を輝かせると、プレミアリーグEASTの試合前にはイメージトレーニングとしてレバンドフスキのプレー集を見ていたことを告白。「ゴールへの執念が増した」といい、憧れの存在のようにゴールを量産し続けている。

 今大会は初戦で負った脇腹の打撲により2回戦の欠場を余儀なくされるアクシデントもあったが、すでに4得点を記録している。次戦は中6日と間隔が空くためフルコンディションに戻ることも期待されるところ。オノノジュは4強入りに満足するそぶりは見せず、国立競技場でもゴールを重ねていく姿勢だ。

(取材・文 加藤直岐)
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