明治大の前監督・栗田大輔氏が東京V代表取締役副社長に就任

栗田大輔氏

　東京ヴェルディは7日に味の素スタジアムで2025シーズンの新体制発表会を行った。マネジメント体制に変更があり、昨シーズンまで明治大の指揮官を務めていた栗田大輔氏(55)が代表取締役副社長に就任することを発表した。

　栗田氏は2015年度に母校でもある明大の監督に就任。10年間で5度のリーグ優勝、3度の総理大臣杯、2度の大学選手権(インカレ)制覇を成し遂げていた。昨シーズンは関東大学サッカー1部リーグで史上初の無敗優勝を果たし、2024年末に退任を発表していた。

　会見では中村考昭代表取締役社長が、栗田氏の代表取締役副社長就任を発表した。その後、栗田氏も登壇。「ビジネスサイドと現場サイドをイコールに結びつけながら、進んでいくことが非常に大事」と意気込みを語った。

　栗田氏は2月1日から代表取締役副社長に就任し、マネジメントを強化していくという。

(取材・文　石川祐介)