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仏代表デシャン監督が北中米W杯後の退任発表…次期監督最有力はジダン、理由はムバッペとの関係性?

ゲキサカ / 2025年1月10日 9時0分

北中米W杯後の退任を発表したディディエ・デシャン監督

 フランスサッカー連盟(FFF)は8日、フランス代表のディディエ・デシャン監督(56)が2026年北中米ワールドカップ後に退任することを発表。英『BBC』は次期候補としてジネディーヌ・ジダン氏(52)の名前を挙げている。

 デシャン監督は2012年夏から代表監督に就任。EURO2016で準優勝の成績を収めると、18年ロシアW杯では5大会ぶり2度目の優勝を成し遂げる。20-21シーズンのUEFAネーションズリーグ優勝や22年カタールW杯準優勝と10年に渡り、強国として君臨し続けた。

 カタールW杯後、デシャン監督は26年まで契約を延長。しかしEURO2024では準決勝で敗れ、国内では批判の声も挙がっていた。そして8日、正式に26年北中米W杯をもって退任することを発表した。

 英『BBC』のポッドキャストでは、フランスのサッカー専門家ジュリアン・ローレンス氏と同僚ジャーナリストのジェームズ・ホーンキャッスル氏が次期指揮官について議論。21年にレアル・マドリーの指揮官を退任して以降、表舞台に立っていないジダン氏を最有力候補として挙げた。

 ローレンス氏はティエリ・アンリ氏とジダン氏を並べ、そのなかでもジダン氏が有力である理由を述べた。

「(ティエリ)アンリとジダンの2人が候補だ。ほかに立候補はするだろうが、彼ら2人が傑出している。ティエリはジダンより若い。彼にはまたチャンスがあるだろう。今はジダンが就任し、次はティエリだと容易に想像できる」

「パトリック・ビエラ、ティエリ、彼らがいつかフランス代表の指揮官になることは間違いない。しかし、今はジダンの時代だ」

「(キリアン)ムバッペが次のフランス代表監督を決めるわけではないが、すでにムバッペと関係があり、ムバッペをリスペクトする存在がいるなら、それは大きな意味がある」

「ティエリがそうでないというわけではない。彼とムバッペは本当に仲が良い。だが、ムバッペとジダン、ムバッペ一家とジダンの間にはすでに特別な何かがある」

「15年前、レアル・マドリーのアンバサダーとして、ジダンは13歳の彼と契約しようとした。空港で彼をで迎えようとしたのもジダンだった。ジダンとムバッペの間には長い歴史がある。FFFがジダンとムバッペの関係だけを考えれば、ジダンを選ぶのは理に適っているだろう」

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