1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

東福岡の堅守を支えたGK後藤洸太、無念の4強敗退も前を向く「悔しさを引きずっていても強くならない」

ゲキサカ / 2025年1月14日 21時21分

堅守を支えたGK後藤洸太(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.11 選手権準決勝 東福岡高 1-3 前橋育英高 国立]

 東福岡高(福岡)は県予選から無失点を維持していたが、準決勝の後半3分に今大会初失点を喫すると10分間で3失点。最後尾からチームを支えていたGK後藤洸太(3年)は「初めて失点してみんな落ち込んでいたりしたと思うので、そこをどれだけ切り替えられるかというのは大事だと思った」と肩を落とした。

 1点リードで折り返した後半、東福岡はビルドアップを試みたがDF大坪聖央(3年)のロストから同点弾を献上。平岡道浩監督は「私の指示が悪かった。後半の立ち上がりは大きく(蹴って)いけばよかった」と反省を口にし、大坪へのパスを出した後藤も「ちょっと強めのパスを出しちゃって、多分それで聖央も焦っちゃった。自分のミスからでもあると思う」と悔やんだ。

 最終的には1-3の敗戦に終わり、決勝には届かなかった。それでも後藤は「この悔しさを引きずっていても強くならない。今日の試合をしっかり振り返って、悪かったことを研究して反省して、次のサッカー人生に繋げていきたい」と前を向く。今大会では悔しさと共に大きな収穫もあった様子。県予選の全3試合と選手権4試合を無失点に抑えたことは大きな自信になったようだ。

「ここまで無失点で来れたのはチームのおかげなので、チームメイトには感謝しています。でもやっぱり無失点にすることで自分も自信がつくし、これからどう指示していけばいいかとかも参考にできるので、しっかりとこれからに活かしたいです」

 後藤は大学でもサッカーを続ける予定。「この悔しさは良い経験」と力を込め、サッカー人生の歩みを進めていった。

(取材・文 加藤直岐)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください