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「流経と育英に行った時から全国の決勝で会おうと話していた」“中学同期”流経大柏FW松本果成と前橋育英FW中村太一が夢の決戦へ

ゲキサカ / 2025年1月12日 18時14分

FW松本果成(左)とFW松本太一(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 11日の準決勝で流通経済大柏高(千葉)が東海大相模高(神奈川)を1-0で下した瞬間に、前橋育英高(群馬)との決勝の組み合わせが決まった。「お互い流経と育英に行った時から全国の決勝で会おうという話はしていた。それが実際に叶う」。FW松本果成(3年/湘南内定)は胸を高鳴らせた。

 群馬県出身の松本は、中学時代は上州FC高崎に所属。前橋育英に進学したFW中村太一(3年)とは当時チームメイトだった。「(同級生は)25、6人。サッカーを辞めてしまっている子もいる」(中村)チームだったが、2人は強豪校に進んで再会の日を楽しみにしてきた。当然高校に進学してからも親交は続いており、松本の湘南への入団内定が発表になった際にも中村はインスタグラムのストリー機能を使って祝福したという。

 ただ2人が同時にピッチに立って対戦することはこれまでなかった。松本は高2でセカンドチームが戦うプリンスリーグの対戦に出場したが、中村の出場はなし。高3になって中村がプリンスリーグの対戦に出場したが、松本はプレミアリーグを戦うトップチームにいたため、競演は叶わずにいた。

 中学卒業時にピッチでの再会を誓い合った2人が高校最後の対戦で初対決となれば、これ以上の物語はない。松本が「もう一回、相手チームですけど、同じピッチに立てる可能性があるのは嬉しい」と話せば、中村も「高校サッカーの中で一番大きな大会で、こういう舞台で対戦できたら、自分も果成もいい刺激になる。そこで勝てればいいなと思います」と闘志を燃やす。

 2人の対決もさることながら、2017年度の決勝の再戦で、プレミア対決となる両校の頂上決戦は、前売り段階でチケットが完売する大注目を集めている。昨年のプレミアリーグEASTの対戦成績も1勝1敗。いずれの試合も点差は2-0と、文字通りの決着をつける一戦になる。

 ここについての意識も十分にした2人。松本が「育英はパスサッカーで難しい試合になると思うけど、決勝は自分たちらしいサッカーができるように準備したい」とすると、中村も「1点勝負になると思うので、自分がもし出たらそこで点を決めたい」と意欲的に話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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