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決勝の鍵を握るFW対決。流経大柏のFW山野春太、FW粕谷悠は「自分たちの2トップの方が上だぞっていうのは見せつけたい」

ゲキサカ / 2025年1月12日 19時0分

流通経済大柏高のFW山野春太(3年=tfaジュニアユース出身、左から2人目)とFW粕谷悠(3年=AZ'86東京青梅出身、右から2人目)が決勝でのゴールと勝利を誓った

 2トップの戦いで、勝つ。流通経済大柏高(千葉)は、12日に同校グラウンドで選手権決勝(13日)の前日練習を実施。FW山野春太(3年=tfaジュニアユース出身)とFW粕谷悠(3年=AZ'86東京青梅出身)の2トップが前橋育英高(群馬)の強力2トップ、FWオノノジュ慶吏(3年)とFW佐藤耕太(3年)を上回ること、自分たちが決めることを誓った。

 ともに今大会の全4試合で先発出場。リカバリー中心のメニューを終えた山野は、相手の2トップの印象を問われると、「やっぱり準決勝で(佐藤が)2点取っていて、オノノジュ君もプレミア(リーグ)でも得点王を取って、今4点で一緒に並んでると思うんですけど、決勝で自分の方が点を取って、得点王を自分が取って、自分たちの2トップの方が上だぞっていうのは見せつけたいです」と言い切った。

 今大会、流経大柏は山野が得点ランキング2位タイの4得点。鋭い抜け出し、攻撃の起点になる動きを含めてエース級の活躍を見せている。また、粕谷は1得点に留まっているが、その1点は大津高(熊本)戦での決勝点であり、泥臭い攻守はチームにとって絶対に欠かせないモノ。一方、前橋育英はプレミアリーグEAST得点王のオノノジュが今大会4得点をマークしており、佐藤も準決勝で2ゴール挙げた。

 前橋育英の2トップはともに抜群の強さと得点力を兼備。流経大柏の榎本雅大監督は「(流経大柏、前橋育英ともに)2トップがやっぱり非常に良くて、中盤に技術のある選手がいるっていうことでは中盤のせめぎ合い、その2トップに入ってからどういう風に攻撃するのかっていうところ、そういうゲームになるんじゃないかなと思います」と2トップを戦いの鍵に挙げていた。

 山野は自分たちの2トップが勝る点について、「やっぱり2人だけで攻撃が完結できるっていうところは、絶対にどこのチームよりも負けないと思います」と自信を口にし、粕谷も「2トップで距離感意識して、裏と足元を作ったり、そのコンビネーションとか意識して、裏も足元もどっちもできるっていうのが、強みだなと思っています」と語った。

 山野は初戦から3試合連続で先制点も、準決勝では無得点のまま途中交代。「交代させられた時はほんと悔しかったんですけど、今はもう明日なんで。もう気持ち切り替えて、『明日もやってやるぞ』っていう気持ちでいます。(中学時代からチームメイトのMF柚木創は)もうずっと俺見てくれて(パスを)出してくれるんで、決勝はもう結果に結びつけたいです」。そして、粕谷は「自分が決めてチームを勝たせたいと思っています」。ともに無得点に終わった準決勝の分も活躍し、流経大柏を日本一へ導く。

(取材・文 吉田太郎)

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