1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

今治FW阪野豊史が現役引退を発表「これからは新しい形でサッカーと向き合い、恩返しができる道を探していきたい」

ゲキサカ / 2025年1月13日 20時10分

今治FW阪野豊史が現役引退を発表「これからは新しい形でサッカーと向き合い、恩返しができる道を探していきたい」

 FC今治は13日、FW阪野豊史が24シーズンをもって現役引退することを発表した。

 浦和の下部組織で育った阪野は明治大を経て、13年に浦和に加入。その後、栃木、愛媛、山形、松本、東京Vでプレーし、23年途中から今治に加入していた。昨季はJ3リーグ27試合3得点を記録していたが、昨年11月に24シーズン限りでの退団が発表されていた。

 16年に愛媛で42試合12得点、17年に山形で42試合13得点をマークするなど、J1通算22試合2得点、J2通算290試合65得点、J3通算43試合8得点の記録を残した阪野はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。

「2024シーズンをもちまして、選手生活を引退することを決意しました。
プロサッカー選手として過ごした年月は、喜びも悔しさも、そして何より多くの出会いに恵まれた、かけがえのない時間でした。

 プロ生活を振り返ると、自分のゴールシーンや勝利の喜びよりも、まず先に応援してくださったファン・サポーターの皆さんの顔が浮かびます。どんなときも熱い声援を送ってくださり、一緒に喜び、時には励ましてくれた皆さんの存在が、私にとってどれほど大きな支えだったか、改めて感じています。そして、応援されることがどれほど幸せなことなのか、今になってそのありがたみをより深く実感しています。本当にありがとうございました。

 また、これまで所属させていただいた 浦和レッズ、栃木SC、愛媛FC、モンテディオ山形、松本山雅FC、東京ヴェルディ、FC今治 のすべてのクラブに、心から感謝を申し上げます。それぞれのチームで経験した日々が、私を成長させてくれました。

 そして、この道を支えてくれた家族への感謝を伝えたいと思います。どんなときも背中を押し続けてくれた妻や子どもの存在が、どれだけ大きな支えになったか、言葉では表しきれません。本当にありがとう。

 また、サッカーとの出会いから今日までを支えてくれた両親にも、心から感謝しています。いつも私の夢を一緒に追いかけてくれたことがなければ、今日の私はありませんでした。サッカーを楽しむ心や努力する姿勢を教えてくれたお二人に、今、改めて「ありがとう」と伝えたいです。

 さらに、自分をプロサッカー選手の世界へ導いてくださった堀孝史さんにも、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えしたいです。堀さんとの出会いがなければ、プロの舞台に立つことは叶いませんでした。本当にありがとうございました。

 勝利の歓喜も、敗北の苦しみも、すべてが私を成長させ、人生の糧となりました。この経験は、これからの人生でもずっと私を支えてくれると信じています。

 もちろん、サッカー選手としてピッチを離れることには寂しさがあります。しかし、これからは新しい形でサッカーと向き合い、恩返しができる道を探していきたいと思っています。これからの挑戦も、どうか温かく見守っていただけたら幸いです。

 最後になりますが、これまで関わってくださったすべての皆さまに、心から感謝を申し上げます。そして、これからもサッカーという素晴らしいスポーツを愛し、支えていってください。

 直接お伝えする機会がないまま、このような形でのご報告になってしまい、申し訳ありません。

 本当にありがとうございました。

阪野豊史」
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2025シーズンJリーグ特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください