「落ち着いて決められた」新年初戦スーパーゴールの久保建英が今季5度目のマッチMVP受賞!!

　約80mの長距離をスプリントするスピードに加え、最後はテクニックでも相手を上回ったスーパーゴール。久保にとってはリーグ戦では昨年11月3日のセビージャ戦以来2か月ぶり、公式戦では同11月28日のELアヤックス戦以来1か月半ぶりの得点で、価値ある先制点を奪った。

　1点リードのソシエダは後半26分、ビジャレアルFWジェラール・モレノからのクロスをDFセルジ・カルドナに収められ、ピンチを招いたが、シュートはGKアレックス・レミロがファインセーブ。同37分久保はオヤルサバルと共に交代となり、ホームの観客からの大きな拍手を浴びながらピッチを後にした。

　そのまま試合はタイムアップ。唯一のゴールを記録した久保は今季5度目のマッチMVPを受賞した。

　久保は試合後のフラッシュインタビューで「木曜日にまた試合があるから手短に。日程のことなど酷いこともあったけど、人々は僕たちをサポートしてくれた。僕がファンだったら来ていないかもしれない。だから勝利を彼らに捧げたい」と厳しい日程の中で声援を送ったサポーターに感謝。また「フィニッシュのシーンはよく落ち着いて決められた。ミケル(オヤルサバル)は高い技術を持っていて、6番の選手のようにフィールドを見ている。素晴らしいパスをくれた」と得点シーンを振り返りつつ、「このゴールはチームが全ての大会で生き残るためのものになった」と手応えを口にした。
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