本業測量士の英5部GKが息子誕生翌日にトッテナムを90分完封!! ミドルシュート阻まれた英代表MFも賞賛&祝福

GKジャスビル・シン

　タムワース(英5部相当)GKジャスビル・シンは息子が誕生した翌日の12日、FAカップ3回戦でトッテナムを90分間完封する大きな働きを見せた。対戦相手のイングランド代表MFジェームズ・マディソンは試合後、X(@Madders10)を通じて赤ちゃんの誕生を祝福するとともにパフォーマンスを称える投稿をした。

　トッテナム戦に臨んだシンは試合前のインタビューで「パートナーが昨夜、僕の息子を出産したんだ。うまくいけば彼らは病院で試合を見ているよ」と告白。喜びがあふれる中でビッグクラブとの一戦に臨むと、マディソンのミドルシュートを左手1本で弾くなど好セーブを連発し、0-0で延長戦にまでもつれ込ませた。

　最終的には延長戦で3失点を喫して0-3で敗れたものの、英5部チームの健闘ぶりとシンの活躍はイギリス国内でも話題になった。大会公式Xは「タムワースのジャスビル・シンにとって何という週末になっただろうか…」と取り上げ、英紙『ミラー』は「連続して信じられないセーブを見せた」と報じている。

　またシンは試合翌日にX(@jsingh22)で、生まれたばかりの赤ちゃんの手と自身のプレー姿の2枚の写真を添えながら「パラダイスの週末」と激動の2日間について投稿。するとマディソンから「おめでとう。それに相応しく最高のパフォーマンスだった」と引用ポストの形で賞賛と祝福が送られ、これに対してシンも「見事な紳士だ」と感謝しながら返信し、アマチュア勢と強豪の対戦が実現するFA杯ならではの微笑ましいやり取りが行われた。

　なおシンの本職は測量士だといい、リバプールファンとみられている。
Weekend in paradise pic.twitter.com/PWyQuvEwiA— Jaz Singh (@jsingh22) January 13, 2025
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