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近江の技巧派レフティMF中江大我。選手権予選の悔しさ、関西U-17キャンプの経験を糧に1年後は「国立の舞台に戻って日本一に」

ゲキサカ / 2025年1月15日 3時0分

MF中江大我(近江高2年=FC湖東出身)がドリブルで持ち上がる

 1年後、国立に戻る。「2024地域トレーニングキャンプU-17関西」初日(14日)の活動にMF中江大我(近江高2年=FC湖東出身)が参加。20分×3本のゲーム1本目途中に左SHとして投入されると、得意の左足や運ぶドリブルでチャンスメイクし、2本目には左足CKで同点ゴールをアシストした。

 近江では3バックの左サイドや左ウイングバック、中盤中央でもプレーしてきた万能型。この日は右サイドでもプレーして特長を発揮した一方、「確率っていうのが低かったり、取られる回数っていうのが多かった」と首を振る。どのような状況でも自分のプレーを出せるようにすることを自身に求めていた。

「ほんとにこういう場所でどういうプレーができるかっていうのが個人としては大事だなと思っているので、こういう強度の高さっていうのをチームでも出していったら、もっともっとチームも良くなると思うんで、こういう場所で自分の身体が動くようにしていきたい」。新生・近江の中心人物は体感したことを持ち帰り、自身とチームの成長に結びつける考えだ。

 近江は2022年度選手権で攻撃的な戦いによって躍進し、全国準優勝。だが、滋賀県予選3連覇を目指した昨年は決勝で草津東高に0-3で敗れた。今冬は見る側となった選手権、そして国立決勝。中江は「本当に悔しい。全員がああいう負け方っていうところは望んでないですし、(決勝は)テレビからですけど見てたんで、全員があそこの舞台(国立)に絶対立ちたいっていう思いは強いです」と語る。

 その中江は今年の目標について、「プリンス(リーグ関西1部)だったら(プレミアリーグ)昇格争いに食い込んで、1番は昇格することを目標にしてやっていきたいですし、選手権でやっぱり国立の舞台に戻って日本一になりたいなっていうのは思っています」と掲げた。

 中江は1年前の選手権で躍進の原動力となったDF金山耀太(現関西学院大)のような存在になることを目指す。「(金山は)プレーで引っ張っていってたんで、そこは凄い真似したいっていうか、尊敬しています。(自分が表現したいことは)この1年間で、どんな状況でもずっと一定した技術を出すっていうところで、チームが困っていたり、流れっていうのがあると思うんで、そういう悪い流れでも自分がプレーで剥がしていったりして変えていけるような、チームに欠かせないような選手になりたい」。ここへ来て、「点を取りたい」という強い思いも。課題を改善しながら、全国トップレベルで活躍できる選手に変わって、1年後に国立決勝で勝つ。

(取材・文 吉田太郎)

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