絶対的守護神が他クラブ移籍の山形、190cmの元U-23豪代表GKを獲得「日本でプレーすることは私の夢」

GKトーマス・ヒュワード・ベルが山形へ

　モンテディオ山形は18日、元U-23オーストラリア代表GKトーマス・ヒュワード・ベル(27)の加入が内定したと発表した。今後メディカルチェックを経て正式契約を締結するという。

　190cmの長身を誇る同選手は、これまで母国のシドニーFCやウェスタン・ユナイテッドでプレー。シドニーFC時代のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で川崎フロンターレ、横浜F・マリノスと対戦した経験を持つ。

　山形では昨季終盤の快進撃を支えたフィールド選手のレギュラー陣が残留した一方、ビッグセーブでチームを救ってきた191cmのGK後藤雅明がV・ファーレン長崎に移籍。ヒュワード・ベルは後藤を彷彿とさせる長い手足を生かしたセービングを持ち味としている。

　加入内定に際してクラブ公式サイトを通じ、「モンテディオ山形に加入することができて、とても興奮しています。日本でプレーすることは私の夢の一つであり、この夢が叶ったことを本当に嬉しく思います。新しいチームメイトに会うのが待ち遠しいですし、早く一緒にトレーニングを始めて、クラブをJ1昇格へ導くために全力を尽くします」と喜びや意気込みを語った。

　山形は過去6年で4度プレーオフに進出しているが、いずれも敗退。2015年を最後にJ1の舞台から遠ざかっている。

　新たな“山の守護神”は「モンテディオ山形はここ数年、昇格にあと一歩のところまで来ていますので、自分のプレーでクラブに良い影響を与え、J1昇格を果たせるよう努力します」と誓った。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●GKトーマス・ヒュワード・ベル
(THOMAS HEWARD-BELLE)
■生年月日
1997年3月11日(27歳)
■出身地
オーストラリア
■身長/体重
190cm/81kg
■利き足
右
■経歴
シドニーFC-ウェスタン・ユナイテッド
■その他の経歴
U-20オーストラリア代表(2015)、U-23オーストラリア代表(2019-20)
■コメント
「モンテディオ山形に加入することができて、とても興奮しています。日本でプレーすることは私の夢の一つであり、この夢が叶ったことを本当に嬉しく思います。新しいチームメイトに会うのが待ち遠しいですし、早く一緒にトレーニングを始めて、クラブをJ1昇格へ導くために全力を尽くします。

オーストラリアでの経験から多くのことを学びました。モンテディオ山形はここ数年、昇格にあと一歩のところまで来ていますので、自分のプレーでクラブに良い影響を与え、J1昇格を果たせるよう努力します。