伊東純也のCKから先制も…スタッド・ランスは自動降格圏ル・アーブルに痛恨ドローで7試合勝利なし

勝利することはできなかった

[1.19 リーグアン第18節 スタッド・ランス 1-1 ル・アーブル]

　スタッド・ランスは19日、リーグアン第18節で自動降格圏のル・アーブルに1-1で引き分けてリーグ戦7試合勝利なしとなった。4-2-3-1の布陣でFW伊東純也は右ウイングとして、FW中村敬斗はセンターフォワードとして先発出場。今週から練習に合流した新加入DF関根大輝はメンバー外だった。

　スタッド・ランスは試合を優位に進め、ゴールに迫っていく。すると前半26分、伊東のクロスから獲得した右CKを伊東が蹴ると、ニアサイドで相手FWアンドレ・アイェウの触れたボールがファーサイドに流れる。これをMFマーシャル・ムネツィが流し込んで先制に成功した。

　1点リードで折り返した後半6分、MFアタンガナ・エドアが高い位置でパスカットして中村へパス。中村はカットインから右足を振ったが、ボールは枠の左に外れた。同16分にはFWママドゥ・ディアコンが左サイド深くまで侵入してからマイナス方向へラストパスを送るも、ゴール前でフリーになっていた中村にはわずかに合わなかった。直後にFWウマル・ディアキテがディアコンとの交代でピッチに入り、中村は左ウイングにポジションを移した。

　しかし後半22分、ル・アーブルの右CKからゴール前で混戦になったところをDFアルナ・サンガンテに押し込まれて追いつかれた。勝利のために2点目を狙うスタッド・ランスは同41分、伊東のクロスをFWアミン・サラマが頭で合わせたが、ボールは枠の上。攻めあぐねる時間が続いた。

　後半45+6分には伊東のパスを受けた中村がペナルティエリアの手前から左足を振るも、GKマチュー・ゴルジェランに阻まれてタイムアップ。ルカ・エルスネル監督の進退も気になる中で引いて守るル・アーブルを攻略できず、試合後にはスタンドからブーイング鳴り響いた。
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