131年ぶりのワースト記録も…悲惨な状況にアモリム監督「マンチェスター・U史上最悪のチームかもしれない」

大不振

　マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督はブライトン戦(●1-3)後、「マンチェスター・U史上最悪のチームかもしれない」と語った。『BBC』や『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

　アモリム監督は11月24日のイプスウィッチ戦(△1-1)からマンチェスター・Uを指揮しており、就任以降のプレミアリーグでの敗戦はブライトン戦で6試合目となった。チームは22節を終えて勝ち点26で13位に低迷。指揮官は「これだけ多くの試合を落とすことは受け入れられない」と唇を噛んだ。

　もっともデータ上はクラブ史上最悪の状態ではないようだが、『BBC』は「(史上最悪と捉えても)そこまで違いはない」と悲惨な状態であることを示した。『オプタ』のデータによると、22節を終えてリーグ戦で26ポイント以下になったことは過去に13回(1勝を3ポイントと換算)あるといい、最悪だったのは1930-31シーズンで9ポイント。ただ直近で今季の成績を下回ったのは86-87シーズンにまで遡るようだ。

　また開幕からホーム12試合で6敗目となったが、これは1893-94シーズン以来。さらに22節終了時でシーズン10敗目を記録するのは1989-90シーズン以来だと伝えられている。

　指揮官はブライトン戦について「誰もが期待されるパフォーマンスを下回っていた」と話し、「非常に困難な状況だと認めなければいけない」とコメント。その上で「このときを生き抜く必要がある。ただ何があったとしても変えるつもりはない」と意気込み、自身のスタイルを維持して好転させることを誓った。
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