J2MVP小森飛絢がシントトロイデンデビュー「何もできずに終わってしまって悔しい」小川諒也が先制弾も逆転負け

FW小森飛絢

　シントトロイデンは19日、ベルギー・リーグ第22節でスタンダール・リエージュに1-2で敗れて2連勝を逃した。DF小川諒也が今季2ゴール目を決め、新加入FW小森飛絢は途中出場でベルギーデビューを果たした。

　前節勝利したシントトロイデンは前半2分、相手のクリアボールがゴール前に弾んだところを小川がゴールへ流し込んで幸先よく先制に成功した。ところが前半40分にPKのピンチが訪れると、相手FWアンディ・ゼキリにGK小久保玲央ブライアンの逆を突くシュートを決められて1-1で試合を折り返した。

　さらに後半17分にFWデニス・エッカートに逆転ゴールを決められると、フェリチェ・マッズ監督は終盤の同39分に小森を投入。昨季のJ2MVPである小森はこれが加入後初出場となった。ただ人工芝のホームスタジアムも影響してかトラップが大きくなるなどし、目立ったチャンスシーンはなくタイムアップ。チームは今季10敗目で16チーム中14位と低迷している。

　小森はクラブ公式Youtubeチャンネルを通じて「何もできずに終わってしまって悔しい気持ち」とコメント。次節に向けて「しっかり勝ち点3を取れるように、また自分が点を決められるように頑張っていきたい」と意気込みを伝えている。
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