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新潟が35歳FW鈴木孝司の現役引退を発表「自分がやりたいことが明確に見えてきました。それでも…」

ゲキサカ / 2025年1月21日 14時13分

FW鈴木孝司が現役引退

 アルビレックス新潟は21日、FW鈴木孝司(35)が2024シーズン限りで現役を引退すると発表した。2月1日から横浜F・マリノスのスクールコーチに就任することも併せて報告している。

 横浜FMアカデミー出身の鈴木は桐光学園高から法政大を経て、2012年にFC町田ゼルビアでプロキャリアをスタート。その後、FC琉球、セレッソ大阪と渡り歩き、2021年に新潟へ完全移籍した。

 昨季はJ1リーグ戦で18試合に出場し、2ゴールを記録。同シーズンをもって契約満了となっていた。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント

●FW鈴木孝司
(すずき・こうじ)
■生年月日
1989年7月25日(35歳)
■身長/体重
179cm/74kg
■出身地
神奈川県
■経歴
初声ジュニアFC-横浜FMJrユース追浜-桐光学園高-法政大-町田-琉球-C大阪-新潟
■出場歴
J1リーグ:71試合7得点
J2リーグ:166試合51得点
J3リーグ:64試合31得点
JFL:32試合15得点
カップ戦:7試合0得点
天皇杯:9試合2得点
■コメント
「2024シーズンをもちまして、現役引退することを決意いたしました。

兄と夢中でボールを追いかけてきた幼少期から、初声ジュニア、横浜F・マリノスジュニアユース、桐光学園、法政大学と、関わってくださったすべての方のおかげで、プロサッカー選手になることができました。

このまま自分は、ずっとこのチームでプレーするんだと思えたFC町田ゼルビアでの7年間。自分にサッカーを楽しむ気持ちと自信を取り戻させてくれたFC琉球。30歳という年齢で、J1でプレーする夢を叶えてくれたセレッソ大阪。プロサッカー選手になってよかったと思わせてくれたアルビレックス新潟。

出会い、指導してくださった監督やスタッフ、仲間たち、そして、支えてくれたサポーターの皆様のおかげで、夢のようなプロ生活を過ごすことができました。

そして、自分の進む道をいつも温かく見守ってくれた両親、サッカーの楽しさを教えてくれた兄、どんな経験も最高の結果につながっていると言い続け、支えてくれた妻。パワーの源のそうちゃん。家族の存在にどれだけ救われたか計り知れません。ありがとう。

新潟との契約が満了となり、自分の今後を見つめ直す期間となりました。指導者のライセンスを取得する中で、自分がやりたいことが明確に見えてきました。それでも、ピッチを離れるという決断は簡単ではありませんでした。自分はまだまだプレーできるという気持ちが残っていたのも事実で、答えを出すまでに長い時間を要しました。自分が進む次の道を気にかけてくださっていた皆様、お待たせして申し訳ございません!!新たな一歩を踏み出そうと思います。

最後に、決して順風満帆で華やかな選手人生ではありませんでした。大怪我もありましたし、トライアウトも経験しました。『這い上がる』、そんな気持ちで毎日必死でした。そんな自分が35歳までJ1という舞台でプレーすることができたのは、関わってくださったすべての方々のお陰だと、心から思っています。この場をお借りして、感謝を申し上げます。

次はサッカーに恩返しをします!また会いましょう。

本当にありがとうございました。」
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