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久保建英ら人種差別の被害者にライバルクラブも連帯「いかなる暴力も容認しない」

ゲキサカ / 2025年1月21日 19時14分

MF久保建英

 ソシエダ所属の日本代表MF久保建英らが敵地バレンシアで受けた人種差別発言について、同じバスク地方をホームタウンとするライバルクラブのアスレティック・ビルバオも被害者に連帯する声明を発表した。

 当該の事象が起きたのは、19日に開催されたラ・リーガ第20節バレンシア戦(●0-1)。スペイン『マルカ』によると、同試合に後半17分から途中出場した久保がウォーミングアップを行っていた際、敵地エスタディオ・デ・メスタージャの観客から「中国人、目を開けろ。お前は中国人だ!」などの声が飛んだという。

 久保の他にもバスク出身のFWアンデル・バレネチェアも発言の対象となった事件。ソシエダは20日、当該の発言が収録された動画に添えた声明で「メスタージャのスタンドの一角から、バレンシアのファン数名が我々の選手たちに投げつけた人種差別やその他の侮辱を強く非難します」と表明した。

 その上でソシエダは「サッカーやスポーツにおいて、軽蔑、侮辱、憎悪を煽る人々の居場所がないのと同様に、これらの要素がクラブの偉大さを代表するものでないことは明らかです」と指摘。「チュリ・ウルディン(バスク語でソシエダの愛称『白と青』の意)は、試合終了直後にラ・リーガに行ったように、このような態度を非難し続けるつもりであり、昨日のような状況は二度と繰り返されないことを願っています。より良い社会のために、みんなで努力しましょう」と呼びかけている。

 続いてビルバオはこの告発動画と声明に反応する形で「この中に色はない。いかなる暴力も容認しない」と断言。また末尾にはバスク語で「Orain eta beti」と記し、「今も、この先も永遠に」と言語面でも連帯の意向を表明している。
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