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AZ毎熊晟矢、ローマ相手に決勝ゴール起点の浮き球フィード!! ELリーグフェーズ突破に前進

ゲキサカ / 2025年1月24日 5時56分

DF毎熊晟矢(写真左)

[1.23 ELリーグフェーズ第7節 AZ 1-0 ローマ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は23日、リーグフェーズ第7節を各地で行い、DF毎熊晟矢所属のAZ(オランダ)がローマ(イタリア)を1-0で破った。右サイドバックで先発した毎熊は後半35分、ふわりと配球したロングフィードで速攻の起点となり、決勝ゴールをお膳立て。リーグフェーズ突破に一歩前進した。

 試合は互いにボールを握り合い、動きの少ない展開でスタート。毎熊は鋭い出足のインターセプトで存在感を放っていたが、なかなか決定機につなげるには至らず、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半はローマが左サイド起点の攻撃を増やしたことで、毎熊はMFニッコロ・ピジッリとMFアンヘリーニョの2人をマークする格好となり、厳しいマッチアップに。だが、ピンチは相手の精度不足に助けられた他、後半27分の相手FKでは背後に抜け出そうとしたピジッリを毎熊が鋭いカバーリングで阻み、試合の均衡を保った。

 すると後半31分、AZがビッグチャンス。最終ラインを起点としたビルドアップから毎熊がインナーラップを仕掛け、味方とのパス交換を経てアンヘリーニョ、MFクアディオ・コネ、MFレアンドロ・パレデスを次々に抜き去ると、最後はゴール前まで走り込み、MFスフェン・マイナンスのクロスに反応した。だが、ヘディングシュートは上手く力を込められず、GKにキャッチされた。

 それでも毎熊は直後の後半32分にも高い位置で攻撃に絡み、ポケットへのスルーパスでマイナンスのフリーランをサポート。相手が自身のサイドで攻めに出てくる分、攻撃のクオリティーでひっくり返し、存在感を見せていた。

 そうして迎えた後半35分、AZがついに試合を動かした。毎熊がスローインをマイナンスに預け、リターンパスを受け取ると、ワンタッチでふわりとした浮き球のロングフィードを前線に配球。するとFWトロイ・パロットが頭で落とし、速攻に結びつける。最後はMFヨルディ・クラシのスルーパスに反応したDFデビッド・ウルフがゴール前に折り返すと、飛び込んだパロットがプッシュ。美しい崩しで先制点を奪った。

 その後はローマの猛攻を受けたが、しっかりと守備陣がシャットアウト。今大会初の完封勝利を飾ったAZは戦績を3勝2分2敗とし、決勝トーナメントプレーオフ進出に大きく前進した。AZは30日のリーグフェーズ最終節でフェレンツバーロシ(ハンガリー)と敵地で対戦し、勝てば決勝トーナメントストレートインの可能性も残している。
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