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選手権日本一の前橋育英から4選手が高校選抜選考合宿に参加。駒大戦で先制点のFW佐藤耕太「育英の看板背負っている以上は、中心になって…」

ゲキサカ / 2025年1月26日 21時38分

1本目14分、日本高校選抜候補FW佐藤耕太(前橋育英高/3年)が左足で先制点

[1.26 練習試合 日本高校選抜候補 4-0 駒澤大]

 日本高校選抜候補は選考合宿2日目の26日と27日に大学生と、28日にはU-17日本高校選抜候補と練習試合を行う。対外試合初戦となった駒澤大戦(26日)でFW佐藤耕太(前橋育英高/3年=浦和レッズジュニアユース出身)が先制点を叩き出した。

 1本目14分、左SH加藤隆成(帝京大可児高/3年)のスルーパスに反応。「(加藤)隆成がいいとこに転がしてくれて、GKちょっと前出て来ていて足当たりそうだったんで、ちょっと浮かして打ったら、入った感じです」。日本高校選抜候補のファーストゴールをマークした。

 佐藤は前日の紅白戦でもクロスに飛び込む形でゴール。選手権準決勝(1月11日、国立)で2ゴールのストライカーは、ここに来て決める感覚を掴めてきているようだ。選考合宿前に参加した前橋育英の練習でも「ちょっと上手く入るようになってきて......」。2024年シーズンはプレミアリーグEAST開幕9試合で1得点と苦しみながらも、その後8ゴール。肩の力を抜いてプレーする中で結果が向上し、選手権準決勝の活躍、優勝が自分の良さをより引き出している。

「(24年シーズンは)最初、本当に何もできない試合とか多かったんですけど、何か落ち着いてやるようになってから、自分らしいプレーを出せるようになってるのかなと思います」。今回の選考合宿は、選手権優勝校・前橋育英の代表という心構えで臨んでいる。

「(今回選出外になった選手がいて、)そういった人たちも多分入りたかったと思うし、だからその分を背負って、自分が変なプレイしたらダメだから、もっとやらないとかなと思っています。育英の看板背負っている以上は、中心になってやりたいっていう思いはあります」

 この日は1ゴールに加え、大学生相手に得意とする前線で収める動き。同じ前橋育英のFWオノノジュ慶吏(3年)も4本目にゴールを決め、MF黒沢佑晟(3年)もスキルの高さを発揮していた。また、GK藤原優希(3年)も出場した30分間で無失点。前橋育英の4選手がアピールしたが、佐藤は個人としてもっともっとやらなければならないと考えている。

「周りが上手いから、それに上手いこと支えられてると。もっとポストプレーとか上手く出きると思うんで、そういったシーンを増やしていきたいなと思っています。まだミスとかちょっと合わなかったりすることもあるんで、そこを調整していきたい」。そして、「どこのチーム行ってもチームを勝たせられるようにっていうことを意識してやっていきたい」と力を込めた。

 選手権日本一当日は、返信し切れないほどの祝福メッセージ。佐藤は日本高校選抜、「大学でも日本一になれればいい」と掲げる神奈川大でも活躍し、応援してくれる人たちをまた喜ばせる。
 
(取材・文 吉田太郎)

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