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高2世代を代表するCB村上慶(大津)が左SBとしてインパクト大の動き。1年後の選手権Vのために、率先して声も

ゲキサカ / 2025年1月27日 2時10分

 特にシーズン後半は、Jクラブユースにも大津の攻撃力を消すために守備ブロックを構築して守ってくるチームがあったという。警戒されている中でも勝ち続けたが、目標の選手権制覇は果たせず。「日本一をプレミアで経験できたっていうのは、もう一生の財産です。でも、選手権も取りたかったっていうがもう1番の悔しい思いで……プレミア取れたんですけど、1番のチームの目標が選手権で全国制覇だったんで、とても悔しい思いは残っています」。村上は選手権敗退後に「選手権、やっぱ全国取りたいなっていうのはより一層芽生えました」と明かす。

 これまでは先輩たちについて行く側だったが、隣で頼っていたCB五嶋夏生(大津高/3年)はもういない。ただし、昨年から先発を務めてきた責任と自覚が村上を変え始めているようだ。

 以前に比べて声を出すことを意識。「新チーム始まってから、(五嶋)夏生さんとかもいなくなってから声出す存在がいなくなって、自分が去年から入っていてトップチームを1番近くで見てるんで、この1月はどんどんチームの中で引っ張って声を出していました。自分が出さないと、『こういう声かけで大丈夫なのか』って怖がって出せない選手とかもいると思うんで、そういうのは自分が意識的に出していかないと、チームを引っ張っていけない。こっち(U-17高校選抜)でも意識的に出して、中心になって頑張っていこうかなって思っています」。筋力アップにも取り組み、より強い身体を作ってからプレミアリーグWEST(4月開幕)などで「違った自分を」見せていく。

 清水入りした先輩MF({嶋本悠大))(3年)は「自分の中では今も上の上の存在っていうか、凄い存在なんで、尊敬してますし、マジで頑張って欲しいです」。嶋本の存在は自分にとっても良い物差し。高校3年目に飛躍を遂げ、プロ入り、U-18日本代表、U-19日本代表候補入りも果たした先輩を基準とし、自身に足りないところを補いながら個人としても上を目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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