久保建英は1vs3打開など数々の決定機演出も…ソシエダまたも3失点で今季初の公式戦3連敗

　後半もソシエダは右サイドの久保を中心に攻撃を組み立て、9分には途中出場MFブライス・メンデスからのスルーパスからの縦突破、直後には再びCKからのカットインでチャンスをうかがう。勢いが出てきたソシエダは同14分、スビメンディの浮き球フィードからオヤルサバルが背後へ。だが、ボレーシュートは大きく枠を外れ、決定機を活かせなかった。

　すると後半20分、ソシエダは相手CKを起点にゴール前を攻め込まれると、二次攻撃を阻もうとしたオラサガスティがペナルティエリア内でD・リコと接触し、主審はPKの判定を下す。だが、そこでVARが介入。オラサガスティの足が先にボールに接触していたことが映像で確認され、ノーファウルに判定が覆り、命拾いとなった。

　それでも後半27分、ソシエダはFWクリスタンタス・ウチェのポストプレー対応で後れを取り、FWボルハ・マジョラルに起点を作られると、MFカルレス・ペレスとのワンツーから放たれたマジョラルのシュートはなんとかGKアレックス・レミロが阻む。しかし、こぼれ球をウチェに決められ、先制点を与えた。

　さらにソシエダは後半29分、敵陣左サイド深くでボールをロストすると、MFルイス・ミジャに長い距離を持ち運ばれ、カウンターを受ける局面に。最後はウチェのクロスに走り込んだC・ペレスに左足で決められ、瞬く間に0-2とされた。

　なんとか1点から返したいソシエダは後半32分、久保が鋭いボール奪取から相手を引きつけながらカットインし、横パスを受けたB・メンデスが無回転のミドルシュートを放ったが、これはヘタフェGKダビド・ソリアがスーパーセーブ。同34分には左サイドにポジションを移していた久保がクロスを狙ったが、これもソリアに止められた。

　さらにソシエダは後半36分、またしても久保が右サイドを強引に突破し、右足のピンポイントクロスで途中出場FWオーリ・オスカールソンのヘディングシュートを演出するが、これもGKソリアの正面。すると同41分、クロス攻撃からC・ペレスに3点目を決められて万事休す。最終盤には久保の決定的なシュートもわずかに枠を外れ、完封負けに終わり、チームは今季2度目のリーグ戦連敗、今季初の公式戦3連敗となった。

▼久保建英が1対3で打開したシーンLa más clara de la primera mitad.#LaLigaHighlights | #RealSociedadGetafe pic.twitter.com/7cUTSaZPJw— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) January 26, 2025
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