アモリム監督がラッシュフォードをバッサリ「彼よりも63歳のGKコーチを起用するだろう」

マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督がFWマーカス・ラッシュフォードに対し、辛辣なコメントを残した。英『BBC』が伝えている。

　マンチェスター・Uの下部組織で育ったラッシュフォードは背番号10を与えられるなど、クラブの屋台骨を担う存在として若くから大きな期待を背負ってきた。しかし、今季途中にアモリム監督が就任すると、新体制発足直後こそ出場機会を得たものの、12月中旬からピッチに立つ機会を与えられず、直近のプレミアリーグ第23節フルハム戦(○1-0)でもメンバー外となった。

　2月3日の移籍市場閉幕を控え、アモリム監督はラッシュフォードについて「毎日最大限を尽くしている態度が見られない」と批判しており、放出も噂されている。

「(選手選考の)理由はいつも同じだ。トレーニングや私がフットボール選手に求める生き方が基準。毎日、すべての細部が大事なんだ。これが変わらない限り、私の方針も変わらない。同じ状況はすべての選手に当てはまる。最大限を尽くし、正しいことをすればどんな選手でも起用できる」

　そして、「ベンチを見ると、スピードを欠いているのは明らかだ。それでも、毎日最大限を尽くさない選手よりも(63歳のGKコーチ)ジョルジ・ビダルを起用するだろう」とバッサリ。現時点で、ラッシュフォードが試合に出場するに値しないことを強調している。
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