遠藤航はCL先発濃厚に…決勝Tストレートイン確定のリバプール、PSV戦ではサラーら主力を温存

リバプールMF遠藤航

　リバプールがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第8節PSV(オランダ)戦の招集メンバーを発表した。

　開幕から白星を重ねたリバプールは7連勝を飾って首位に立ち、最終節を前に決勝トーナメントストレートインを確定させた。

　そして、敵地で行われる最終節PSV戦の招集メンバーにはFWモハメド・サラー、FWルイス・ディアス、MFライアン・フラーフェンベルフ、MFアレクシス・マック・アリスター、MFドミニク・ショボスライ、DFフィルヒル・ファン・ダイク、DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、GKアリソン・ベッカーらの名前はなかった。

　21人の招集メンバーにはMF遠藤航やFWダルウィン・ヌニェス、古巣との対戦となるFWコーディ・ガクポらの他、多くのアカデミー出身選手が名を連ねている。

　前日会見に出席したアルネ・スロット監督は大幅なターンオーバーを採用したことについて、「招集しなかった選手は皆、明日もプレーできたはずだ。しかし、シーズンを振り返ってみると、カラバオ杯やFA杯のある週は3、4、5週間後に休養を与えていた。彼らがリフレッシュする時間があれば、我々は常にそうしてきた」と説明している。

　そして、「我々は主に13、14人が試合に出場するため、あまり試合に出ていない選手にとって、90分間プレーできることは非常に有益だ。もし、怪我人などの問題が生じても、選手たちは試合のリズムをある程度保てるからね。だから、これは長期的な視点で我々が行った選択なんだ」と答えた。

　CL決勝トーナメントストレートインを決めているチームはプレミアリーグで2位のアーセナルに勝ち点6差をつけて首位に立ち、カラバオ杯ではベスト4、FA杯では4回戦まで進出している。
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