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日テレ・東京ベレーザ背番号10MF木下桃香が21歳で現役引退「サッカーから離れ、自分と向き合う時間をつくりたい」

ゲキサカ / 2025年1月29日 13時54分

現役引退を決断したMF木下桃香(写真は21年東京五輪出場時のもの)

 日テレ・東京ベレーザは29日、元日本女子代表(なでしこジャパン)MF木下桃香が31日をもって現役を引退することを発表した。

 2003年3月2日生まれの21歳は日テレ・東京ベレーザの下部組織で育ち、21年に正式にトップチーム昇格。21-22シーズンから3年連続でWEリーグベストイレブンに選出され、23-24シーズンから背番号10を託されるなど、チームの主軸としてプレーしてきた。

 また、年代別代表にも名を連ね、21年にはなでしこデビューを飾って東京五輪に出場。代表5試合1得点を記録した。

 木下はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。

「他のチームでプレーすることが考えられないぐらいベレーザ・メニーナのサッカーが大好きで、様々な最高な瞬間をこのクラブで味わうことができたことは自分にとって一生の宝物です。

 これまでサッカーのことを常に考えて生きてきましたが、自分の人生を考えた時、プロサッカー選手としてプレーすることが必ずしも1番ではない自分に気がつきました。次の道を完全に決めたわけではありませんが、サッカーから離れ、自分と向き合う時間をつくりたいという思いから、この決断に至りました。

 今シーズンこそリーグ優勝を掲げていた中、サッカーという形で恩返しすることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今の自分が精一杯考えて出した答えです。

 今回、このような自分の決断を認めてくれたクラブ、そして、これまで応援してくださったファン・サポーター、パートナーの皆さま、お世話になった選手・スタッフ、サッカーを通して関わってくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました。」

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