レアルGKクルトワがCL最終節へ「最終順位は予想できない」指揮官「多くのものを懸けた試合」

CL最終節に向けて語ったGKティボー・クルトワ

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ最終節が29日に開催され、16位レアル・マドリーは敵地で13位ブレストと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督とGKティボー・クルトワのコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

　すでに決勝トーナメントプレーオフ圏内の24位以上を確定させているレアル。8位とは1ポイント差となっており、ストレートイン圏内に浮上する可能性もある。

　勝ち点が近い他チームの動向にも左右されるが、クルトワは「僕たちにとって最も重要なのは試合に勝つことであり、全ての試合が終わった後、順位を確認するつもりだ。多くの試合があるので予想できない」とし、「できる限り上位に入るために全力を尽くし、その後でどの道に進まなければならないか見ることになる」と、目の前のゲームに集中すると話した。

　相手のブレストについては「高いクオリティーを備え、守備がうまく、ペナルティエリア内に何度も入ってくる、質の高いフィジカル的なチームだ。非常に背の高いFWがいて、空中戦をよく狙っている」と警戒。「僕たちは競争力を高め、いいプレーをして、勝利を目指さなければならない」と試合を見据えた。

　また、アンチェロッティ監督も「ブレストはチャンピオンズリーグとてもいいプレーをしているチーム」とし、「難しい試合になるだろう」と展望。「(ブレストは)我々より勝ち点1多く獲得し、トップ8入りの可能性もある。多くのものを懸けた試合になるだろう。難しかったリーグフェーズを終え、できるだけ上位に行きたい」と意気込んだ。
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