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「自分がダメだった」涙の途中交代、準優勝が原動力に。流経大柏の10番MF柚木創が日本高校選抜選考合宿でゴール、アシストの大活躍

ゲキサカ / 2025年1月29日 22時5分

 その後、チームメイトが延長戦、PK戦と奮闘したが、PK戦10人目までもつれ込む死闘の末に敗戦。再び涙を流した表彰式後、柚木は「(みんなには)『10番が悪かった』っていう風に思ってほしい」「不甲斐ない結果に終わってしまった自分に対して凄く悔しくて、涙が出てしまった」という言葉を発し、敗因の矛先を自身に向けていた。

 それでも、柚木のコメントを見た高校サッカーファンから数々の激励の言葉。柚木はSNSなどでそのコメントを見たという。「(だが、)自分としては、やっぱ『自分がダメだった』っていうところはずっと言い聞かせたし、この(日本高校選抜候補の)遠征中も、流経のみんなには本当に申し訳ない気持ちで取り組んでいました」と明かす。

 その思いを持って日本高校選抜候補を引っ張った結果、最終日も1得点1アシストで勝利に貢献。「こういったところで結果を出せたのは、流経のみんなにもちょっとお詫びとしては良かったのかなとは思っています」とはにかんだ。

 攻撃の軸として活躍した柚木は、日本高校選抜入りが濃厚。流経大柏の代表として、仲間たちの分も戦う試合がまだ続きそうだ。「こういう場所でもチームを勝たせられるような選手になることがやっぱ自分の目標であるんで、ここから続く大会でも得点っていうところだったり、結果っていう部分にこだわって、チームを勝たせられる選手にならなきゃいけないなっていう風に思っています」。4年後のプロ入りへ向けてもリスタート。選手権決勝の涙を成長の糧とし、チームを勝たせる選手になる。

(取材・文 吉田太郎) 

●第103回全国高校サッカー選手権特集

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