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10代積極起用のリバプールは逆転負けでCL8戦全勝ならず…遠藤航は得失点に関与もCL初のキャプテンマーク託される

ゲキサカ / 2025年1月30日 7時7分

MF遠藤航が欧州CLでキャプテンマークを託された

[1.29 欧州CLリーグフェーズ第8節 PSV 3-2 リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は29日、リーグフェーズ第8節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプール(イングランド)はPSV(オランダ)に2-3で敗れた。首位通過を果たしたものの、新方式リーグフェーズで8戦全勝とはならず。ボランチで欧州CL初先発を飾った遠藤は得点と失点のいずれにも絡み、大きなインパクトを残すことはできなかったが、CBに回った後半19分からは欧州最高峰の舞台でキャプテンマークを巻いてプレーした。

 リバプールはここまで唯一の開幕7連勝で、すでにベスト16入りを確定させて迎えた最終節。FWモハメド・サラー、DFフィルヒル・ファン・ダイクMFライアン・フラーフェンベルフら主力8人が帯同しておらず、20歳のMFジェームズ・マコーネルと19歳のFWジェイデン・ダンズが先発で欧州CLデビューを飾った他、遠藤もボランチで初先発を果たした。

 リバプールは大胆なターンオーバーの影響もあり、PSVにボールを握られるという立ち上がり。ゲームキャプテンで本職SBのDFアンドリュー・ロバートソンをCBで起用したこともあってビルドアップがなかなかスムーズにはいかず、遠藤が中盤で顔を出したりジェスチャーで周囲を動かしたりし、攻撃の形を整える姿が目立った。

 そうして迎えた前半26分、リバプールが意外な形で試合を動かした。右サイドを駆け上がったFWフェデリコ・キエーザの突破は一度不発に終わったが、高い位置でMFヨエイ・フェールマンに鋭いプレッシングを仕掛けると、ボールを奪ったところで足を蹴られてPKを獲得。同28分、これを古巣対戦のFWコーディ・ガクポが決めた。

 ところが前半36分、PSVはフェールマンの浮き球パスをFWリカルド・ペピが巧みに落とすと、これを受けたMFヨハン・バカヨコが鋭い切り返しでロバートソンをかわし、右足シュートをゴール左隅に突き刺す。最初のビッグチャンスで試合を振り出しに戻した。

 それでもリバプールは前半40分、遠藤の絶妙なプレー判断から均衡を破った。ダンズからの落としのパスを受けた遠藤がダイレクトで前線に浮き球を送り込むと、これをガクポがうまく収め、ラストパスからキエーザが強烈なシュート。これはGKに弾かれたが、こぼれ球をMFハービー・エリオットが冷静に突き刺し、2-1とした。

 しかし前半45分、今度は遠藤のボールロストから痛い失点を喫した。中盤でこぼれ球を拾った遠藤が主審に進路を阻まれ、パスの出しどころを失うと、フェールマンにボールを奪われる。ここからカウンター攻撃を許すと、ラストパスからMFイスマイル・サイバリに決められ、同点に追いつかれた。

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