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怪我に苦しんだ24年も…25年は「勝負の年」U20アジア杯に臨むU-20日本代表MF石井久継

ゲキサカ / 2025年2月2日 8時34分

MF石井久継

 2025年を「勝負の年」と掲げた。U20アジアカップに臨むU-20日本代表MF石井久継(湘南)は1日の国内合宿初日を終え、「本当に一人ひとり自分が主役と思うくらいやらないといけない」と力を込めた。

 世代別代表の常連ながらも、コロナ禍の影響もあり、大舞台は初となる。それでも「いまはワクワクのほうが大きい」と笑み。「自分の人生のなかで大きな大会は初めてだけど、心強い仲間もいる。自分のことに集中しながら、仲間同士でも助け合っていきたい」と期待に胸を膨らませている。

 前線の左サイドを主戦場とするアタッカーにとって、2024年は悔しさの残る年となった。23年に2種登録ながら戦力としてピッチに立ち、J1リーグ4試合、ルヴァンカップ2試合に出場。天皇杯では初ゴールも決めた。トップ昇格を果たした24年はJ1第22節・浦和レッズ戦で鮮やかなJ1初ゴールを決めたものの、その後は怪我に苦しめられ、1得点のみに終わった。

「去年は1点しか決めていなかった。プロ2年目で変化がほしい年なので、自分で結果を出せるようにしないといけない」(石井)。左サイドにこだわらず「出られるならどこでもいい」と意欲を見せる。「ビルドアップにも参加しつつ、しっかり最後のところで得点に絡んで、点を決めて、アシストするところが一番大事。そこは常に頭に入れながらプレーしていきたい」と力を込めた。

 昨年夏の怪我で代表からも遠ざかった。9月のU20アジア杯予選にも出られず、「同世代ががんばっている姿を見て、早く怪我を治したかった」。焦る気持ちを抑えて復帰を果たすと、11月のメキシコ遠征メンバーに入り、背番号10を着けた。「いい意味でも悪い意味でも、そんなにプレッシャーになるように考えはせず、しっかり自分のプレーに集中してやれた」。ひとつ手応えを掴み、再び代表戦線に戻ってきた。

 U-20日本代表を率いる船越優蔵監督は、選手たちに“A代表経由”を求めている。石井も意識はしながら、目の前の戦いに集中。「誰が見ても『あ、この選手いいな』と思ってもらえるようなプレーを続けて、チームに貢献できれば自然と道が拓かれていく。A代表にという気持ちではなく、今はとにかくチームを勝たせる気持ちだけ持ってやっていきたい」。まずはアジアの舞台で、躍動を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●AFC U20アジアカップ2025特集

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