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“ロス世代”U-20日本代表は飛び級4人で異例4学年チームも「先輩後輩感ない」オフは“パリ世代”流行の人狼ゲームでなく…

ゲキサカ / 2025年2月2日 23時5分

レクリエーションで笑顔を見せるU-20日本代表

 1日から始動したU-20日本代表は、今週末には中国・深センに渡り、14日にはAFC U20アジアカップのグループリーグ初戦・タイ戦を迎える。3月1日の決勝まで最長で1か月となる活動がスタートした。

 今回のチームは4学年にわたる。最年長は2005年1月21日生まれのDF桒原陸人(明治大2年)で、最年少は07年10月14日生まれの荒木琉偉(G大阪/高2)。“飛び級”となる07年生まれは早生まれ2人を含めて4人(荒木、布施克真、ニック・シュミット、高岡伶颯)もおり、世代別代表でも稀な幅広い年齢層のチームとなった。

 異なる年代が多いことは学年の壁を作ってしまう可能性もあるが、チームの醸成としてうまく作用しているようだ。MF大関友翔(川崎F)は「フロンターレだけでも3学年(大関、神田奏真、土屋櫂大)いるくらい。なかなか面白い」と語る。

「ただ、先輩後輩感はなく、みんな仲良くやっている。市原(吏音)や中村(圭佑)がしっかり輪に入れていて、みんなが一体感を持ってやることはすごく大事。そこのチームワークはバッチリ」(大関)。

 中国はネットの制限があるため、仲間内でカードゲームを行うつもりだという。パリ五輪世代はGK小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)がムードメーカーとなり、人狼ゲームでチームの輪を広げていた。ロス五輪世代もすでに人狼ゲームはやっていたというが、「熱が入りすぎちゃう」(大関)とトランプやUNOを検討。合宿2日目の時点でカードは手元になく、いまはローカルルールをすり合わせている段階だ。

 仲間で盛り上がることは悪くなく、大関も「コミュニケーションの場を図れるという意味ではいい」と前向き。ただ、遊びに行くわけでもない。「楽しみな部分が大きい。楽しみではあるけど、責任が伴う大会。日本チームとしてU-20W杯に出ることは絶対条件。そこに向けてがんばりたい」。大関は最年長世代として、冷静に大会を見据えていた。

以下、U20アジア杯メンバー
▽GK
中村圭佑(東京V/05年4月27日生まれ)
後藤亘(FC東京/06年5月8日生まれ)
荒木琉偉(G大阪/07年10月14日生まれ)

▽DF
桒原陸人(明治大/05年1月21日生まれ)
塩川桜道(流通経済大/05年4月25日生まれ)
市原吏音(大宮/05年7月7日生まれ)
高橋仁胡(C大阪/05年8月17日生まれ)
梅木怜(今治/05年8月25日生まれ)
喜多壱也(京都/05年9月16日生まれ)
土屋櫂大(川崎F/06年5月12日生まれ)
布施克真(日大藤沢高/07年3月11日生まれ)

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