マンUラッシュフォード、アストン・ビラへのレンタル移籍が正式決定「いくつかのクラブからオファーがあったが…」

アストン・ビラにレンタル移籍で加入するFWマーカス・ラッシュフォード

　アストン・ビラは2日、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードをレンタル移籍で獲得したことを発表した。

　マンチェスター・Uの下部組織で育ち、背番号10を背負うラッシュフォードだが、今季途中から発足したルベン・アモリム監督体制ではベンチ入りすることすらできずに出場機会をつかめずにいる。

　アモリム監督はラッシュフォードの日々のトレーニングに対する姿勢を疑問視し、先日には「毎日最大限を尽くさない選手よりも(63歳のGKコーチ)ジョルジ・ビダルを起用するだろう」と現時点でラッシュフォードは起用するに値しないことを強調していた。

　英『ザ・サン』によると、今回のレンタル移籍に際し、アストン・ビラがラッシュフォードの週給(32万5000ポンド=約6200万円)の75%を負担し、ラッシュフォード自身とチームの成績次第で90%を負担する可能性がある。レンタル期間は今季終了までとなり、4000万ポンド(約76億円)の買い取りオプションが付帯しているようだ。

「このレンタル移籍を実現してくれたマンチェスター・ユナイテッドに感謝したい」と自身のインスタグラムを更新して述べたラッシュフォードは、「幸運なことにいくつかのクラブからオファーがあったが、アストン・ビラへの移籍を簡単に決められた」と続けている。

「今シーズンのアストン・ビラの戦いぶりや監督の野心を本当に尊敬している。私はただサッカーをしたいだけで、プレーするのが楽しみです。マンチェスター・ユナイテッドの皆さんが残りのシーズンで幸運に恵まれることを祈っています」

　なお、アストン・ビラはプレミアリーグ24試合消化時点で10勝7分け7敗の勝ち点37で8位につけている。
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