[新人戦]学法石川は東北大会で4試合を経験し、準優勝。6年ぶりのプリンスリーグ東北へ弾み
ゲキサカ / 2025年2月4日 23時54分
[2.3 東北高校新人大会決勝 学法石川高 0-3 尚志高 JヴィレッジP3]
学法石川高(福島2)は2019年度大会以来、5大会ぶりの東北高校新人大会決勝進出、準優勝。1日2試合となった決勝で力尽きたが、6年ぶりに昇格するプリンスリーグ東北や夏冬の全国大会予選へ向けて弾みをつけた。
冬場から徹底して取り組んできた前からの守備で、福島の絶対王者・尚志高(福島1)に対抗。前半は好守から速攻を繰り出し、10番MF阿部遙希(2年)やFW豊島光稀(2年)のドリブル突破などから先制のチャンスを作り出した。
今大会はエースFW村田駿助(2年)とGK小嶺秀介(2年)を欠く中での戦いも、168cmのGK福岡琉真)9(2年)が積極的に前へ出るなど奮闘。また、稲田正信監督が「だいぶヘディング勝てるようになってきた」と評したCB{{野口侑真(2年)と献身的な守備の光るCB石野裕也主将(2年)を中心にDFラインも安定し、決勝も0-0の時間帯を伸ばした。
前半終了間際にスルーパスから失点。後半13分にもCK後の攻防からボールがゴールラインをギリギリ越えたという判定で2点目を奪われた。さらに1点を奪われて0-3で敗戦。だが、稲田監督が「3日間で一番伸びたと思います」と評したMF中山拓翔(1年)が攻守で存在感を見せるなど、最終日までの4試合で個人、チームとして成長することができた。
昨年、ライバル・尚志はプレミアリーグEASTに所属。学法石川は福島県1部リーグで尚志のサードチームと対戦していた。だが、今年は学法石川の昇格と尚志の降格に伴い、ライバルのAチームとプリンスリーグ東北で真剣勝負をして、その基準を知ることができる。この日、尚志は準決勝から先発メンバーを総入れ替え。悔しい敗戦から差を縮めて勝利することを目指す。
稲田監督は「(今年の世代は)言われたことを一生懸命やろうというのがあるから、ちょっとずつ成長のスピードを上げながら、慌てずチーム作りをしていきたい」とコメント。また石野は「この4試合を経験できたってことはとてもいい経験としてあったと思います。(プリンスリーグで)尚志とやる機会があるので、そこに向けてまず自分たちの課題をまた改善して、インターハイ、選手権で尚志やって、勝ちたいと思います」。福島で最大の壁となっている尚志に勝つチームになって、夏冬の全国切符を勝ち取る。
CB野口侑真は高さを発揮決勝でも奮闘した168cmGK福岡琉真悔しい敗戦をエネルギーに
(取材・文 吉田太郎)
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