思わぬ負傷も無事復帰へ…U-20日本代表DF梅木怜(今治)がアジアの舞台に懸ける思い、U-20W杯切符がほしい理由
ゲキサカ / 2025年2月6日 0時32分
怪我から復帰し、アジアの舞台に再び進む。U-20日本代表DF梅木怜(今治)は国内合宿2日目の負傷から2日間を安静に過ごし、5日の練習は別メニューで参加。「今日少し動かして問題なかった。明日から合流するということなので、明日から皆と一緒にやれたら」と意気込んだ。
4日に行われた練習試合・AC長野パルセイロ戦ではベンチに座ったまま出番は来ず。理由は、合宿2日目でハムストリングを痛めていたからだった。「(代表に)合流するまでオフがなかったというのもあって、そこでちょっと疲れていたというか、自分の準備不足」。あくまで軽度ということで、大事を取って安静にしていたという。
5日の練習開始の時点でも姿は見えず。30分遅れて練習場に現れると、別メニューでボールを使ったトレーニングも含めてしっかりと汗を流した。
合宿2日目に行った4-4-2の布陣練習で務めたのは右サイドバック。帝京高時代はCBを経験したこともあり、自らの役割は守備面と語る。「まずは失点を防ぐところ。世界のサイドハーフはドリブラーが多い。対人の部分では負けちゃいけないと思う。そういうところは徹底してやっていきたい」(梅木)。右サイドの攻防に自信をのぞかせた。
FC今治が3バックを採用していることもあり、右WBでのプレー経験も豊富だ。昨年末のU-19日本代表候補合宿では流通経済大との練習試合で右WBとしてプレー。もともとアタッカーだったこともあり、「縦への攻撃参加で、積極的に前に勢いよく行くところ」はWB時のストロングになっている。
高卒ルーキーとして臨んだ昨シーズンは、6月にU-19日本代表としてモーリスリベロトーナメントに参加後、クラブでも出場機会を掴んだ。夏以降は腰の怪我で離脱していたが、終盤に再び戦線復帰。シーズン終盤には2試合連続ゴールも挙げ、J3リーグ19試合2得点と結果を残して、クラブ初のJ2昇格に貢献した。
新シーズンはAFC U20アジアカップの期間と被るため、梅木のJ2デビューはしばしお預け。まずは日本代表としてアジアの舞台に上がる。
「緊張は少しあるけど、一番はワクワク。どれだけアジアで自分が戦えるかとワクワクしている」。U20アジア杯でベスト4に入れば、9月のU-20ワールドカップにも出場できる。楽しみな大会であるとともに、梅木にとってはU-20W杯の切符を手にしたい理由もあるという。それは帝京から今治でも一緒にプレーを続けるMF横山夢樹の存在だ。
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