カンテラ育ちの20歳がレアルを救う! 劇的ベスト4進出にアンチェロッティ監督「若い選手たち貢献してくれた」

決勝点を挙げた20歳FWゴンサロ・ガルシア

[2.5 コパ・デル・レイ準々決勝 レガネス 2-3 R・マドリー]

　コパ・デル・レイ準々決勝が5日に開催され、レアル・マドリーは敵地でレガネスに3-2で勝利した。ベスト4の組み合わせ抽選会は12日に行われる。

　ラ・リーガ首位のレアルは前半18分に先制。左サイドでボールを持ったFWロドリゴ・ゴエスがドリブルから中央にパスを出し、MFルカ・モドリッチがワントラップから右足でネットを揺らした。

　前半25分には中央でのパスワークからゴール前にボールがこぼれ、FWエンドリッキが反応。左足で流し込み、2-0とした。

　その後、MFフアン・クルスのPK弾を含む2ゴールで同点に追いつかれたが、後半アディショナルタイム3分にチームを救ったのは途中出場のFWゴンサロ・ガルシア。カスティージャ所属の20歳はペナルティエリア右のMFブラヒム・ディアスからのクロスをヘディングで押し込み、劇的な決勝弾を挙げた。

　クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の記者会見で「拮抗した激しい試合だった。スタートは良かったと思うし、リードを奪うことができた。前線は非常に効果的でいいプレーだった。守備は少し苦しんだが、それはごく普通のことだ」とコメント。「ゴンサロはカスティージャで絶好調で、今夜も貢献してくれた。若い選手たちがチームに貢献してくれたので、我々は彼らがやったことに満足しなければいけない」と称えた。


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