高1でクラセン、プレミアEAST得点王。“ずば抜けた”結果、世界での活躍目指すFW吉田湊海(鹿島ユース)が先制ゴール!
ゲキサカ / 2025年2月8日 14時53分
[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]
昨年は高校1年生ながら日本クラブユース選手権(U-18)大会とプレミアリーグEASTで得点王2冠。U-17日本代表のエースストライカー候補が、2歳年上の日本高校選抜から先制点を叩き出した。
前半19分、U-18Jリーグ選抜は右SB森壮一朗(名古屋U-18/2年)がDFラインとGKの間へ絶妙なクロス。これをファーサイドのFW吉田湊海(鹿島ユース/1年)が左足ダイレクトでゴールへ流し込んだ。
「練習でもあったんですけど、(森)壮一朗が結構良いクロス上げてくれるんで、相手の右SBが一瞬、中に絞ったの見えたんで、最初自分も中入っていこうと思ったんですけど、そのまま見て、一瞬ファーにズレて流し込んだって感じです」。身長171cmでこれまで「大体相手の方がデカい」というDFと勝負してきたFWは、駆け引きを見事に制して貴重な1点をもたらした。
年上の日本高校選抜有利という声に負けん気を燃やしていた。「(年齢は)言い訳にできないし、正直言うと、そういうので『高校選抜は勝つだろう』っていうのは自分自身言われたら悔しいし、そこで自分が点取って勝てたので良かったです。(2点目、3点目ではなく、)先制点が取れたっていうのは大きかったです」と微笑。最前線から落ちて攻撃の起点になりつつ、スペースを狙い続けてゴールを破った。
ゴール前の落ち着きが課題と自己分析するFWが、チャンスで確実に仕留めてストライカーの仕事。ただし、本人は「昨日から、(DF長南)開史とオレで『ハットトリックする』っていうのを言っていて……」と明かし、「悔しさがあります」と満足はしていなかった。
ユース2年目の今年は、より”ずば抜けた”結果を目指している。「去年とかプレミアで10点(で得点王を)取ったし、クラブユースでも得点王やったんですけど、クラブユースもプレミアも同率の選手がいる。その中でずば抜けていかなきゃいけないなとは思ってるんですけど、今年はチャンスあるんで、もう『打ったシュート全部決めるぐらい』でやっていきたいなと思います」。今年は鹿島でのトップデビュー、ゴールを目指すと同時、U-17日本代表としても大暴れする。
U-17日本代表は今年4月、AFC U17アジアカップ サウジアラビア2025に出場。同大会の上位8チームに入ると、同11月のU-17ワールドカップカタール2025への出場権を獲得する。「ワールドカップが今の自分の中で最大のチャンスだと思うので。海外のスカウトだったり見に来るし、自分っていう存在を世界に見せつけるチャンスだと思うので、そこで優勝だったり、チームを引っ張っていけるようにしたいです」。これまで2008年生まれ世代の中心選手としてチームを引っ張ってきたが、昨年のU17アジアカップ予選は怪我のために不参加。世代のエースが今年、世界で躍動する。
(取材・文 吉田太郎)
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