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V奪還に燃える広島、ヘッド2発快勝で9年ぶりスーパー杯制覇!! 王者神戸は大迫・武藤ら温存起用で無得点

ゲキサカ / 2025年2月8日 15時29分

MF中野就斗(写真奥)からのクロスをMFトルガイ・アルスラン(手前)が決めて先制ゴール

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 Jリーグの開幕を告げる『FUJIFILM SUPER CUP 2025』が8日、国立競技場で行われ、昨季2位のサンフレッチェ広島が2冠王者のヴィッセル神戸を2-0で破り、2016年大会以来9年ぶり5回目のスーパー杯制覇を果たした。広島は昨季、終盤戦の大失速で優勝を逃しており、53,343人の大観衆を前に昨季からの奮起を印象づける快勝。一方の神戸はFW武藤嘉紀ら中心選手が途中出場したが、ノーゴールで初陣を終えた。

 昨季のJ1リーグと天皇杯の2冠を制した神戸と、Jリーグ2位の広島によるスーパーカップ。神戸は3日後にACLEを控えるため、昨季JリーグMVPのFW武藤嘉紀、FW大迫勇也、DF酒井高徳をベンチに温存し、新加入のMF本山遥(←岡山)、MF小池裕太(←横浜FM)、FW冨永虹七(←讃岐/期限付き移籍から復帰)らを先発に並べた。また2023年8月19日のJ1リーグ柏戦で左膝の大怪我を負ったMF齊藤未月が先発で539日ぶりの公式戦復帰を果たした。

 対する広島はACL2の決勝トーナメント初戦を4日後に控える中、日本代表のGK大迫敬介を始め、新加入のFWジャーメイン良(←磐田)、MF田中聡(←湘南)ら主力メンバー中心のメンバー編成。18歳のU-20日本代表MF中島洋太朗もAFC U20アジア杯合流を間近に控え、ボランチの一角で先発起用された。[スタメン&布陣]

 試合は前半13分、広島が先手を取った。今季さらなるブレイクが期待される大卒3年目のMF中野就斗が右サイドを攻め上がり、鋭いクロスボールを送り込むと、クリアを試みた神戸DF山川哲史のヘディングが当たらず、背後で合わせたのはMFトルガイ・アルスラン。ヘディングシュートはクロスバーに当たるも、下への跳ね返りがゴールに吸い込まれた。

 その後も広島が一方的にボールを握り続け、優勢に試合を展開。神戸は最前線起用のFW佐々木大樹にボールを集め、なんとかカウンターの機会をうかがうが、DF荒木隼人ら広島のCB陣が粘り強い対応で阻み続けた。そんな広島は前半の終わり際、中野のロングスローで神戸ゴール前を襲い、勢いを持ったままハーフタイムを迎えた。

 後半も広島が主導権を握ったが、神戸は前半10分にカウンターからビッグチャンス。中盤を持ち上がったMF山内翔が右に託し、後半出場のMF汰木康也からのリターンを受けると、そのまま右足を振り抜く。だが、これはGK大迫にセーブされると、跳ね返りを狙った冨永のシュートもDF塩谷司に阻まれ、同点の絶好機を逃した。

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