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主将としてU-18Jリーグ選抜を引っ張り快勝。CB大川佑梧(鹿島ユース)は意識して“最後の砦”“1人で守れる選手”へ

ゲキサカ / 2025年2月8日 18時6分

CB大川佑梧(鹿島ユース/2年=鹿島ジュニアユース出身)はU-18Jリーグ選抜の主将として快勝に貢献

[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]

 高校1、2年生中心に中学3年生も出場したU-18Jリーグ選抜が、高校3年生の日本高校選抜に快勝した。主将のCB大川佑梧(鹿島ユース/2年=鹿島ジュニアユース出身)は、「(準備が)少ない期間だったんで、特に自分がどうこうして良くなるっていうのもあるかもしんないですけど、1番はやっぱプレーで引っ張るとか声かけの部分だったと思うんで、そこは得意な部分でもあるんで、思いっ切りやれたかなと思います」とコメント。昨年、1歳年上のU-18日本代表にも選ばれていたリーダーがプレーで引っ張り、勝利へ導いた。

 日本高校選抜は序盤、FW森田晃(帝京高/3年)にボールを集めてきていた。相手に収められるシーンもあったが、大川は得意というパワフルなFWに対応。自分の間合いに持っていく回数を増やし、決定的な仕事をさせなかった。

 また、この日意識していたのは、「自分が最後のところで止めるとか、最後の砦っていうか、1番危ないところにいて、そこを守れれば、失点に繋がんなかったらチームは勝てる」ということだ。

 大川はオープンサイドへ流れた選手について行き、潰し切るような強さも備えているが、この日はゴール前の局面で蓋を閉じることを意識。前半、左サイドから崩されかけたシーンでラストパスをスライディングでクリアするなど、ゴール前で要所を締めていた姿が印象的だった。「(これまで)自分のいるところからの失点が多い」ことを感じ、ゴール前で”最後の砦”になることに注力。同時に『1人で守れるCBになる』ことにもこだわっている。

 大川にとって左足キックは絶対に負けたくないという武器。185cmの長身に加え、器用な選手でもあるが、「一番は植田(直通)君とか(関川)郁万君もそうですけど、やっぱ1人で守れるっていうのは、自分の目指している像でもある」という。現在は、筋トレ、増量、そしてアジリティを強化中。大川はこの日、ヘディング、カバーリングなどゴール前で存在感を示していたが、個の力でも相手を封じ切るCBになって、チームに白星をもたらす意気込みだ。

 今年は鹿島トップチームのキャンプに参加。そのまま帯同することを目指したが、再挑戦することになった。「(徳田)誉みたいに上で帯同することっていうのはできなかったんで。それは自分に何か足りないと思うし、そこはもう今年1年ほんとにやるしかないんで。人一倍の努力でチームを勝たせながら、自分も成長できればいいかなと思っています」。まずはユースで試合経験を重ねて成長するだけ。「(海外でプレーする十代選手からも刺激を受けているが、)早くトップで試合出て、タイトルを取りたい」という思いは強い。その目標達成のために、鹿島ユースで結果を残し続けてチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)

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