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先制ヘッドの広島MFアルスランが18歳MFを絶賛「洋太朗を目に焼き付けて」「ネクストソニー」

ゲキサカ / 2025年2月8日 18時30分

MFトルガイ・アルスラン

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 今季のJリーグ開幕を告げる『FUJIFILM SUPER CUP 2025』の第1号ゴールは、昨夏に加入したサンフレッチェ広島の技巧派MFトルガイ・アルスランが記録した。

 0-0で迎えた前半12分、右サイドを突破したMF中野就斗のクロスに飛び込むと、ヘディングシュートがクロスバーに当たってゴールイン。「そんなにヘディングは得意なほうじゃないけど、中野のクロスが素晴らしかったし、自分たちのチームメートがあれだけペナルティエリアに入ってくると相手からすると守備をするのが難しい。あれだけ素晴らしいクロスをもらえたら頭を出して、タッチすればゴールだった。やるべきことは多くなかった」。そう謙虚に語ったが、落下点にうまく合わせた巧みな一撃だった。

 昨季は終盤の失速でJリーグ優勝を逃し、タイトル獲得にいっそう燃えている広島。この日は昨季2冠王者の神戸に対し、ボールを保持する時間を長く作り、アルスランも「昨年に比べてボールを保持できる時間が増えたし、こういうゲームができたのは選手にとっても自信になる。もっとファン・サポーターの方を獲得するためにこういうサッカーを続けていきたい」と手応えを感じているようだ。

 またその保持型シフトの中で存在感を放ったのが18歳のMF中島洋太朗だった。中島は今月、U-20日本代表としてAFC U20アジア杯に出場するため、公式戦開幕を前に一時チームを離脱することになるが、共に絶妙な連係を見せたアルスランはフル出場で好パフォーマンスを見せた若者への賛辞を惜しまなかった。

「正直に言えば、とにかく洋太朗に関しては一挙手一投足をしっかりと目に焼き付けていただきたい。なぜかというと長い間Jリーグにいない、すぐに海外に行っちゃうんじゃないかと思っているから。昨年はあまり一緒に試合をする機会はなかったけど、その時からずっと声をかけているし、こうして一緒にプレーするようになって昨年以上に気にかけて声をかけるようにしている。他の選手と比べ物にならない才能の持ち主で、ネクストソニー、ソン・フンミンのようにアジアを代表するような選手になるんじゃないかと思っている」

 自身もドイツ、トルコの2か国でU-21カテゴリの世代別代表を担った経験を持つアルスラン。「大事なのは周りにいる大人たちが彼の良さをそのまま伸ばすため、余計なプレッシャーを与えず、サッカーを楽しむことをずっと彼に言い続けることだと思っている」と過度な期待には“待った”をかけつつも、共にプレーする喜びをにじませていた。

(取材・文 竹内達也)
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