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インハイ日本一、選手権予選敗退のMF大谷湊斗(昌平)は国立で“幸せな時間”過ごすも悔しい敗戦。「もっとできたなって思う部分もあった」

ゲキサカ / 2025年2月8日 20時11分

日本高校選抜の主将、MF大谷湊斗(昌平高/3年=アメージングアカデミー出身)

[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]

 ボールを保持しながら戦うことを目指した日本高校選抜は良いテンポの攻撃で決定機も創出。0-2の後半25分にFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)が1点を返したが、追いつくことはできなかった。

 1-4での敗戦にMF大谷湊斗(昌平高/3年=アメージングアカデミー出身)は、「緊張はなかったんですけど、やっぱり結果だけ見てみると不甲斐ない結果で申し訳ない。(相手は)1個下っていう年代なんで、負けたくなかったって気持ちもありますし、自分自身、もっとできたなって思う部分もあったんで、凄い悔しいです」と無念の表情。特に前半、濡れたピッチで技術力の差が出たことを自己分析していた。

「(相手は)やっぱりJでやってる分、濡れた芝に慣れていて、1つ1つのパスとかトラップが凄い上手くて、そこで前半の部分は圧倒されたところが多かった」とコメント。相手のプレッシングの速さにも苦戦する中で、「自分の受ける位置を下げてボールに触ることを意識しました」という大谷は得意のドリブルで大きく前進したほか、敵陣でタメを作るようなシーンもあった。

 後半はチーム全体が質を上げて反撃。流れを引き寄せている中でゴールが生まれ、勢いづいた。だが、逆に突き放されて1-4。「最後の決定力とか、1つ合わせる部分がやっぱり欠けていたのかなと思います」と主将は残念がった。

 大谷は昌平の主将としてインターハイ初優勝に貢献。選手権で夏冬連覇を目指したが、埼玉県予選準々決勝で敗退となった。この日は目指していた国立競技場でプレー。広いピッチ、プレーしやすい天然芝に「凄い幸せな時間でした」。そして、「プレー中は試合に勝つことだけ頭に入れていたんすけど、やっぱり試合終わってみると、昌平のみんなで立ちたかったなと思いました」と振り返った。

 高校生活は残りわずか。昌平で成長した部分について問われると、「(元日本代表FW)玉田(圭司)さんが監督になって、ゴールへの意識っていうのは格段に変わって、やっぱ2年生の時と比べたら3年生の時の方が得点も取れたんで、ゴールへの意識っていうのは凄い変わりました」と説明した。

 筑波大へ進学するMFは、「大学でやっぱりタイトルを1個でも多く取りたいですし、できたら3年目ぐらいからプロの世界に行きたいな、と思っています。自分はボールを持ったら特長を出せる選手だと思ってるんで、やっぱり得点も昌平の時はあんまり取れてなかったんで、大学でもっとゴールっていう部分にフォーカスして、得点を取れる選手に進化していきたいです」。U-18日本代表でチームメイトだったMF名和田我空(神村学園高)のG大阪での評価に「自分も頑張ろう」と刺激を受けたというMFが、この日の敗戦も糧に活躍を続けてプロ入りを勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)

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