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選手権日本一から1か月弱。MF黒沢佑晟(前橋育英)は国立で課題を再確認

ゲキサカ / 2025年2月8日 20時56分

国立のピッチで選手権日本一を経験。日本高校選抜MF黒沢佑晟(前橋育英高/3年=前橋FC出身)が果敢にゴールへ迫る

[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]

 歓喜の選手権日本一から1か月弱。日本高校選抜のMF黒沢佑晟(前橋育英高/3年=前橋FC出身)は選手権準決勝、決勝に続く国立競技場でのプレーについて、「あんま緊張とかそういうのはなくて、楽な気持ちで。ただ、『勝つ』っていう気持ちだけで、いい状態で挑むことができました」と振り返る。

 選手権決勝(1月13日)は、入場者数5万8347人。その中で黒沢は同点ゴールをアシストするなど活躍し、PK戦10人目までもつれ込む死闘を制して日本一に輝いた。「(選手権決勝と観客数に)差があったんですけど、(今日も)変わらずやろうって、平常心でやっていこうっていう風に思いました」。その黒沢は前半からシュートチャンスに絡んでいた。

 ただ、全体的に攻撃に係わる回数が少なかったことを反省。「後半、ちゃんと自分は積極的に受けに行こう、攻撃に係ろうって思っていて、その中で前半よりかは係れたし、シュートも開始早々打てたんで。あとはやっぱ選手権時からの課題だった決定力がまだまだなんで、これからもっと練習していきたい」。ボールを引き出してシュートチャンスがあっただけにそこで決め切ること、またチャンスメイクする回数を増やすことを誓っていた。

 今回の国立競技場でのプレーは、決定力やフィジカル面といった課題を再確認する機会にもなったようだ。「(U-18Jリーグ選抜の)1個下、2個下の選手とかと対戦して、やっぱまだフィジカルで負けてる部分があって、同じくらいじゃなくて勝つくらいの強さが必要だと思う。海外の選手は凄くフィジカル強いと思うんで、コツコツ、短い時間でも成長できたらいいなと思います」。日本高校選抜は2月末にデンソーカップチャレンジで大学生と対戦し、その後、海外遠征を行う予定となっている。

 日本高校選抜のチーム力を向上する必要性も痛感。「結果、4-1っていうのは、やっぱ大敗っていうか、残念な結果で終わってしまったんで、まず勝てなかったっていうのは自分たちの実力不足ですし、まだまだコミュニケーションとか色々球際の部分がまだ足りないんだなって思うんで、明日からの練習でまた見つめ直してやっていきたいです」。選手権優勝校・前橋育英の代表選手として日本高校選抜で勝利を目指す。

「やっぱ育英を代表して選ばれてるっていう気持ちを忘れずに、1つ1つ恥じないプレーっていうか、活躍するっていう気持ちでやってきたんで、今日、それがあまり叶わなかったんで、明日また(練習)試合があるんで、少ないチャンスをしっかり活かしたいなって思います」

 3月に卒業式を迎える前橋育英の3年間について、「人との関わりとか、そういうのが大事だなっていう風に凄い感じる3年間でした」。学んだことを日本高校選抜や大学でも大事にし、多くの白星と目標のプロ入りを勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎) 

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