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神戸の20歳FW冨永虹七はフル出場も悔やむ1プレー。「あそこで決め切るのと決め切らないところでの差が…」

ゲキサカ / 2025年2月9日 8時37分

ヴィッセル神戸FW冨永虹七はフル出場も無得点に終わったことを悔しがった

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 後半20分、ヴィッセル神戸はMF山内翔のシュートのこぼれ球にFW冨永虹七が反応。左足で押し込もうとしたが、DF塩谷司にブロックされたボールはクロスバーを弾いて上方へ外れた。

 ヒーローになるチャンスだったが、塩谷や日本代表GK大迫敬介、ゴールカバーしていたMF田中聡含めてJ1強豪クラブのDF陣は簡単には決めさせてくれない。「あそこでコケながらも足出してくるっていうところが、やっぱりJ1で凄いなと感じました。あそこで決め切るのと決め切らないところでの差が、やっぱりスタメンの人たちと全然違うんだなって、改めて感じました」と悔しがる。

 そして、「やっぱり、ああいうところで決めてチャンスをモノにしていかないと、そんな簡単にチャンスは来ないと思うんで、次、絶対チャンスをモノにできるように、また明日から頑張っていかないといけない」と誓っていた。

 冨永はU-18日本代表歴も持つ20歳のストライカー。育成型期限付き移籍をしていた讃岐から昨年7月に復帰した。ACLEでの交代出場を重ね、今回、富士フイルムスーパー杯で先発出場。インサイドハーフでのプレーが増える中で、「自分の特長はやっぱりゴールを取ることで、そういうところを狙っていきながらもちゃんと(インサイドハーフの)役割をこなしていけるように、もっと成長しないといけない」と感じている。

 この日は前半にボールロストが増えていたことから、後半はミドルゾーンでシンプルにプレーすることを意識。「そこはちょっと改善されたかなと思うんですけど、やっぱり自分で前向けるところもたくさんあったんで、そういう積極性とか、そのファーストタッチの正確さだったり、技術の部分であったりとか、まだまだ改善するところがあるなと思います」という。

 経験豊富な主力組と一緒に公式戦を戦ったことで学んだこともある。「サコ君(大迫勇也)にも言われたんですけど、セカンドボールの反応であったりとかをもっと速くしないといけないと言われたんで、そういうところは求められてることをしっかりとやっていかないといけないですし、サコ君の身体をぶつけながらターンするところとか、自分もFWでやることがあったり、インサイドハーフで背負うことも多いんで、そういうところでしっかりと活かしていかないといけないなって感じました」。フル出場したものの、チームは敗戦。もちろん、学んだだけで終わるつもりはない。

「(出場機会を得たことを)今後の試合に向けてのリズムに繋げていきたいですし、やっぱり自分の特長はゴール奪うことなんで、そういうところでしっかりアピールしていかないといけないなって思いました。もう3年目なんで、リーグ戦にしっかり絡んでいかないといけないんで、コンスタントに試合に出れる1年にしたい」。トレーニングからアピール。チャンスを掴んで必ず結果を残す。

(取材・文 吉田太郎) 

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