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柏の全得点に絡む2G1AでMVP獲得、WGで躍動した小屋松知哉「自分の特徴を出せる場所」

ゲキサカ / 2025年2月9日 22時0分

2ゴール1アシストを記録した柏のMF小屋松知哉

[2.9 ちばぎんカップ 千葉 0-3 柏 フクアリ]

 リカルド・ロドリゲス新監督率いる、新生柏レイソルの“お披露目”となった、ちばぎんカップ。新加入7選手がスタメンに名を連ねたなかで、ファーストゴールを挙げたのは“古株”のMF小屋松知哉だった。

 開始4分、小屋松はMF仲間隼斗(←鹿島)とのワンツーで左サイドを突破すると、ペナルティエリアに進入、右足のシュートでゴールネットを揺らした。

 さらに前半41分、FKの場面でクイックスタートからFW小泉佳穂(←浦和)がシュートまで持ち込むと、ゴールポストに弾かれたこぼれ球を小屋松が押し込んで、この日2点目。さらに、柏の3点目となる仲間ゴールもアシストし、2ゴール1アシストで、文句なしのちばぎんカップMVPに輝いた。

 リーグで33試合に出場した昨季はFWをメインにつとめていたが、ノーゴールに終わっていた小屋松。ゴールは2023年6月3日の札幌戦以来のこと。複数得点は2022年に柏へ加入後、初のことだ。この日の小屋松のポジションは、3-4-2-1の左ウイングバック。昨季までのFWやサイドハーフより低い位置でのポジションに移ったにもかかわらずゴールを決めた小屋松は、「来週の開幕に向けていい材料」と安堵した。

 ウイングバックは鳥栖時代にプレーして以来となるというが、そこには指揮官の狙いがあった。リカルド監督は、かつて徳島を率いていたときに、京都に所属していた小屋松のプレーを見ていたという。

「京都でプレーしている時から、彼と対戦し、素晴らしいプレーヤーだというところを高く評価していました。そして今回、柏レイソルにおいて一緒に戦う際に、左サイドが彼の特徴を最大限出せるポジションだと思い、左で起用をしています」と、リカルド監督は小屋松の左ウイングバックでの起用意図を明かす。

 5バック的なウイングバックではなく、高い位置をとる攻撃的な役割に当の小屋松は「下がらずに前から前からっていうところを守備の部分でも言ってるので、そういうところではしっかり前で、攻守においてアグレッシブにできていると思います」と自信を持っている。「自分の特徴を出せる場所だと思うし、攻撃的なサッカーもできてると思うんで、その中では自分的にはやりやすいと思ってます」。新チームで新たな小屋松像を見せてくれそうだ。

(取材・文 奥山典幸)

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