4日間で2つのカップ戦で敗退となったトッテナム…ポステコグルー監督は選手を擁護「私を批判するのは構わない」

トッテナムのアンジュ・ポステコグルー監督

　一週間で2つのカップ戦からの敗退が決まったトッテナムだが、アンジュ・ポステコグルー監督は選手を擁護している。英『BBC』が伝えた。

　6日に開催されたカラバオ杯準決勝第2戦でリバプールに0-4の完敗を喫し、決勝進出を逃したトッテナム。さらに9日のFA杯4回戦ではアストン・ビラに1-2で敗れ、大会から姿を消すこととなった。

　ポステコグルー監督は「試合の入りが悪かった。1点ビハインドになると、相手に勢いと自信を与えてしまう。試合の主導権を早く握りたかったが、それができなかった」と特に試合開始早々の前半1分に喫した失点を悔やみ、「敗退してしまい非常に残念だ」と落胆した。

　国内カップ戦の敗退が決まるだけでなく、プレミアリーグでは14位と低迷。07-08シーズン以来となる主要タイトル獲得の唯一の望みはベスト16まで進出しているUEFAヨーロッパリーグだけとなった。

　低迷の原因が負傷者が続出した影響があったことを繰り返し話すポステコグルー監督は、「私を批判するのは構わない」と語ると、選手たちを擁護した。

「人々は私を批判することはできる。悪い仕事をしたとか、やる気がないとか、そういうことを言うのは自由だ。それは構わない。私が言いたいのは現時点で選手たちのパフォーマンスを批判することはできないということだ」

「私を追い出すためなら構わない。何度でもやってくれ。ただ、選手たちに関して言えば、この2か月半の間に彼らが与えてくれたものは素晴らしいものだった」
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