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4年半ぶりFC東京復帰のMF橋本拳人、ライバルは元同僚の昨季MVP「誰よりも彼には激しく行こうと」

ゲキサカ / 2025年2月10日 20時44分

MF橋本拳人

 FC東京に4年半ぶりの復帰を果たしたMF橋本拳人が10日、東京都内で行われたJリーグ開幕イベントの場で報道陣の取材に応じ、昨季のJリーグMVPに輝いたヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀に強烈なライバル意識を見せた。

 今季スペインのエイバルからFC東京に加わった橋本にとって、武藤は同じFC東京アカデミー出身の1学年上の先輩。FC東京U-15深川で出会って以降、中高時代を共にプレーした他、プロ入り後も2015年の前半戦にFC東京、22年前半戦に神戸でそれぞれチームメートとなり、またいずれもエイバルに在籍したという共通点を持つ間柄だ。

 そんな橋本はこの日、報道陣から今季のJリーグのライバルを問われると、武藤の名前を挙げて「小さい時から一緒にやっているし、日本に帰ってきてからすごく活躍しているのを見ているので、彼を止められるのは僕じゃないかなと思う」とライバル視。続けて「誰よりも彼には激しく行こうと思っている(笑)。ファウルにならないクリーンな守備で止めたい」と力強く意気込んだ。

 橋本は2020年夏にFC東京からロシア・ロストフに移籍して以降、22年春にはロシアのウクライナ侵攻を受けた特例措置で神戸に約4か月加入したものの、同年夏からは再びスペイン2部のウエスカ、エイバルに所属し、海外生活でたくましさを身につけてきた橋本。4年半ぶりの復帰となったJリーグでは、海外経験の重みも表現していく構えだ。

「自分の持ち味はやっぱり守備で、相手からボールを奪うところなので、攻撃の起点となるボール奪取を見せていきたい」。そう意気込む橋本は「プレー面よりも精神的な部分でタフなリーグだった。海外で4〜5年やればメンタル的に強くなったと思うので、苦しい時に力を発揮できるような選手になりたい」と活躍を誓った。

 4年半ぶりのFC東京復帰には「一緒にやっていた選手たちが3〜4人しかいないのでガラッと雰囲気が変わっている。若い選手も多く、新しいチームに来たような感覚」と笑みを見せつつも、チームを引っ張る気概は人一倍。かつて共にプレーしたDF森重真人(37)やMF東慶悟(34)、日本代表で再会を遂げたDF長友佑都(38)らベテラン勢も健在の中、31歳になった橋本は「上に長友選手や森重選手がいて、ベテランなんて言っていられないし、疲れたなんて言っていられない。チームを引っ張っていけるように自分の経験を伝えながらやっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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