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中国のトップ級主審・傅明氏がJリーグ担当へ…今後は日本で生活、アジア1のVAR技能も「まずはピッチ上を中心に」

ゲキサカ / 2025年2月11日 17時34分

アジア杯決勝でVARを務めた傅明氏(写真中央)

 アジア杯決勝やAFCチャンピオンズリーグ決勝でVARを務めた実績を持つ中国人の国際主審・傅明氏(42)は今季、日本を拠点に審判員としての活動を行う。今月上旬、報道陣の取材に応じた日本サッカー協会(JFA)の扇谷健司審判委員長は「素晴らしい仲間が我々の審判チームに加わるのは非常にありがたい」と歓迎の意を示した。

 傅明氏は2014年から国際審判員に登録され、これまで中国スーパーリーグ127試合を担当してきたアジア屈指の審判員。U-17ワールドカップやAFCアジアカップなどの国際経験も豊富な他、今季のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では主に西地区の試合を担当し、特にVARではアジア屈指の評価を得てきた。

 扇谷委員長によると、傅明氏「生活の拠点を日本に移す関係で、こちらで生活してJリーグに関わる」という形での電撃来日。中国側関係者によると、同氏は新年度から日本の大学院で留学・研究活動を行う予定となっていることから、日本で暮らす決断をしたという。

 JFAとJリーグはコロナ禍以降、海外との審判交流プログラムを復活させ、積極的に外国籍審判員の招聘を行ってきたが、外国人審判員が日本を拠点に活動する事例は「初めて」(扇谷委員長)。同氏は留学にあたって日本語も学んでいるそうだが、まずは英語が話せる審判員らとチームを編成することで、世界基準のレフェリングを実現させていく構えだ。

 また同氏はアジア屈指のVAR技能を持つことで知られているが、まずは「将来的にはVARもあるかもしれないが、まずはピッチ上を中心にやっていく」(扇谷委員長)と主審を中心に活動していく方針。積極的な海外派遣も行っていくことから、扇谷委員長は「日本のFIFAレフェリーもそうですが、日本でたくさんの試合をというのはなかなかできないだろうなと想像をしている」と展望しつつも、「非常に大きな力になってくれると思う。いいチームで一緒にやっていきたい」と期待を口にした。

(取材・文 竹内達也)
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