大迫&武藤揃い踏み!神戸が4発快勝でACLE決勝T進出を決定!!J1開幕にも弾み

神戸が武藤嘉紀らのゴールで4発快勝した

[2.11 ACLE第7節 神戸4-0上海海港 ノエスタ]

　AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のグループリーグ第7節で、ヴィッセル神戸はホームで上海海港(中国)を4-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

　昨年12月に行った第6節で初黒星を喫した神戸だが、 グループリーグ突破は秒読み段階。今月8日に行った富士ゼロックス杯では広島に敗れたが、この日はFW大迫勇也やFW武藤嘉紀ら主力をスタメン復帰させて、勝ちへのこだわりをみせた。

　今月15日に控えるJ1開幕戦に向けても勢いをつける勝利になりそうだ。立ち上がりから主導権を握った神戸は前半11分、DF酒井高徳のサイドチェンジからMF汰木康也が左クロスを入れる。これを武藤がフリーで受けると、GKの股を抜くシュートを蹴り込んで先制点が決まる。

　追加点が決まったのは後半9分、汰木の左クロスは相手にクリアされるが、拾った大迫がエリア内に戻すと、MF鍬先祐弥が力強く右足を振り抜く。これがクロスバーを叩きながらゴールラインを超えた。長崎から加入2年目の鍬先は、待望の神戸移籍後初ゴールになった。

　さらに直後の後半11分にはカウンターから大迫のグラウンダークロスを汰木が合わせて加点。同30分に左CKをニアで合わせたFW冨永虹七のゴールはファウルを取られて幻弾となり、直後に大迫が蹴ったPKもGKイエン・ジュンリンの好セーブに防がれて得点はならなかったが、同36分に扇原の右FKに走り込んだ大迫が蹴り込んでダメ押し点を奪った。

　勝ち点を16に伸ばした神戸は8位以上を確定。決勝トーナメント進出が決まった。グループリーグの戦いは残り1試合で、18日の上海で上海申花と対戦する。
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