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広島新加入のMF田中聡は厳しい自己評価。「もっと貪欲にやっていきたい」

ゲキサカ / 2025年2月11日 22時20分

サンフレッチェ広島MF田中聡

[2.8 富士フイルムスーパー杯 神戸 0-2 広島 国立]

 湘南からサンフレッチェ広島へ新加入したMF田中聡が富士フイルムスーパー杯勝利に貢献。ダブルボランチを組んだ18歳MF中島洋太朗をサポートしながら、セカンドボール回収やビルドアップでチームを好転させた。1-0で迎えた後半20分のピンチでは身体を投げ出してゴールカバー。ビッグセーブのGK大迫敬介、シュートブロックのDF塩谷司とともにゴールを死守し、5分後の追加点に結びつけた。

 田中は「チームとしては凄い良かったですし、(試合中は)『みんな凄いな』って思いながら、プレーしていました」と振り返る。だが、自身に対しては厳しい評価。「今日、ボール奪う回数もなかったですし、攻撃でもなかなかボールに絡めなかったので、そこは個人的に言えば結構良くなかったというか、ダメなゲームになりました」と首を振る。

 そして、「良いコンビネーションでどんどんやっていかないと優勝は目指せないと思うので、自分は今日は足を引っ張ってたなっていうのは思うので、もっと貪欲にやっていきたいなっていうのは思いました」と加えた。

 田中は2002年生まれの22歳だが、J1通算114試合7得点、U-23日本代表歴やベルギー1部リーグでのプレー歴を持つ経験値豊富なボランチだ。ボール奪取力の高さや、万能性に対する評価は高く、昨年も湘南の主力を担っていた。

 だが、今回、アカデミーを含めて約6年間プレーするなど慣れ親しんだ湘南を離れ、広島での挑戦を決意。「(宮崎)キャンプ中だったら、結構練習試合でも何回もボールを奪いましたし、攻撃でも縦パスとか攻撃的なプレーも(今日の試合よりも)もっと多かったので、そこは自信にもなっていました」という。

 手応えのあった宮崎キャンプから、悔しい内容の富士フイルムスーパー杯に。「今日の試合でパフォーマンスが出せず、凄い悔しいというか、こういうところで実力が出ると、まだまだだなっていうのは感じました。(改善して)波のないような1年にしていきたい」。“不甲斐なかった”という初戦から内容を向上させるだけ。広島で欠かせない存在になり、一つでも多くの勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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