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「チームが助かることを自分はできると思う」。横浜FMトップ昇格のFW浅田大翔はU-17日本代表を攻守で引っ張る

ゲキサカ / 2025年2月12日 22時2分

横浜FMトップチーム昇格のFW浅田大翔はU-17日本代表を攻守で引っ張る

 昨年12月に、2025シーズンからの横浜FMトップチーム昇格が決定。今年、横浜FMのキャンプも経験してきた17歳FW浅田大翔は、U-17日本代表のパラグアイ遠征(2月12日~2月24日)へ向けて「1試合1点以上は取りたいです。あとはほんとにチームとして全試合勝てるように、自分の役割をしっかり果たしたいです」と誓った。

 浅田は2008年の早生まれ。高校1年生の途中からFWを務めるようになり、昨年は横浜FMユース、年代別日本代表でも得点を重ねてきた。昨年10月のU17アジアカップ予選ではネパールとの初戦でハットトリック。続くモンゴル戦、カタール戦でもゴールを決め、チームの本大会進出に大きく貢献した。

 ゴール前での質の向上とともに肉体強化を意識し、横浜FMユース加入から10kgもの増量。U-17日本代表では前線の起点としての期待も大きい。12日の6対6+2のトレーニングでも前線でボールを収める役割を果たしつつ、 FW吉田湊海(鹿島ユース)とのコンビネーションでゴールを決めるなど存在感のある動きを見せていた。

 鋭い動き出しなどからゴールを奪うストライカーはゴール前でのコンビネーションを重視。「そこは常に日頃から話していますし、ゴール前はほんとに1ミリでもズレたら点は取れないと思っていますので、細かなところもしっかり確認して、やっぱFWはコンビとしてやっていかないといけないと思うんで、協力して点を取っていきたい」。今回のU-17日本代表パラグアイ遠征でより味方との連係を深め、ゴール以外の部分でもチームに貢献することが目標だ。

 浅田は「前での抜け出しとか献身性とかほんとにチームが助かることを自分はできると思うので、しっかりそこの役割を果たしたい。自分がどんどん引っ張っていって。声でもそうですけど、やっぱりプレーでどんどん引っ張っていって、ほんとに奪われたらすぐ取り返して、相手の時間を作らせないみたいなサッカーをしたい」。U17アジアカップ予選では不要な失点もあっただけに、攻撃だけでなく、守備でもチームを引っ張る考えだ。

 高校2年生でのACLE出場、横浜FMトップチーム昇格は期待の表れ。U-17日本代表で中心選手として活躍することが、一つの恩返しになる。「マリノスの方でサポートしてくれているチームのみんなだったり、サポーターの皆さんだったり、そういう人のためにも、この代表で結果を残して、ワールドカップでいい結果残して、いい報告をしたいです」。トップチームで学んだこともしっかりとピッチで表現するだけだ。

「トップではボールサイドに常に顔出したり、点を決め切るところだったり、FWとしての役割っていうのはもう1回しっかり学べたので、ここのチームでもしっかり出して、チームの勝利に貢献していきたいです」。トップチーム昇格が決まったことで周りからの見られ方は変わったが、「あんまり緊張せずに、トップで学んできたことを発揮したいです」と言い切った。

 今年4月のU17アジアカップや同11月のU-17ワールドカップは、飛躍への大きなチャンス。「どんどん自分の良さ出して、早く世界で羽ばたけるような選手になりたいです」という浅田が、横浜FMトップチームでの経験も糧にU-17日本代表を勝利へ導く。

(取材・文 吉田太郎) 

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